※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。
お題をノラ様の確かに恋だったさまよりお借りしたテーマ短編「切ない恋」
好きな相手と、ようやく付き合うことになった。
誰かと付き合うのは初めてだから、と恥ずかしそうに微笑む岬に、俺の方が緊張しそうだとは言わなかった。
今まで何人か付き合ったことがある。だから、幻想や希望が過剰にある訳はない。
だが、練習中の仲間のプレーにふと、思い出す。あと何日で会える、だとか、この話をしてやろう、とか。
通りの店先に、似合いそうな服を見つけ、喜ぶ顔が見たい、だとか、似合うだろうな、とか。
胸の中のどこかに、常にあいつを飾っているみたいに、ふと頭に浮かぶ笑顔。
それだけで心の中に灯が点ったかのように、暖かい気持ちになる。
好きだ。
今までの恋が嘘のように、日々強く深くなる気持ちに、これが恋だと、ようやく知った。
嬉しくて沸き上がる気持ちと、寂しくて穴のあいたままの気持ちが入り混じり、やっぱり逢いたくなる。
恋なんていつも同じだと思っていたのはほんの少し前だったのに。
（つづく）
拍手ありがとうございます。
今日、ほっぷほっぷ様で、以前押し付けた話をupして下さったとのことです。源岬ではありませんが。
あと、今日はちょっとがんばって、ずっとリンクさせていただこうとねらっていた
憧れのサイトcoffee break様に勝手にリンクを貼りました。隠れ浦辺ファンとしてはたまりませんでした。
小人閑居して、とは言いますが、ヒマではないんだ、とだけ言い訳しておきます。
以下、拍手お礼：
なお様、いつもありがとうございます。
こちらでお礼を申し上げます。
おかげさまで、お題、あと一つです！
質より量ブログですので、他の人の着想で書くのはかえって楽だったりします。
でも、いつかはなお様のような、何度も読み返したくなる、質の高い作品を書きたいものです・・・。
拍手のみの方もありがとうございます。励みになります。
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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