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今日のきみとぼく
源岬への愛だけで構成されております。
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光源三その四
 以前、光源氏=若林くん妄想をやったのですが、思いついたので、ちょっと書いてみます。
光源三その一 光源三その二 光源三その三



脳内変換でお願いします。

「岬、好きだぜ」
若林くんはそう言いながら、手枕に委ねた僕の髪を撫でる。
「じゃあ、どうして僕というものがありながら、他の人のところに行っちゃうのさ」
僕が幼くて、人形遊びをしていた頃ならともかく、今はこうして抱き合いもする夫婦なのに。
「そう言う岬だから、好きなんだ」
意味ありげに流し目をされても、同意はできません。第一答えになっていない。
「悋気のない人だと、愛されてる気がしない。だが、強すぎると窮屈だ」
「僕はそんなに嫉妬深い?」
若林くんの色々諸々に聞いては、何もしなくても耳に入ってくる。そう目くじらを立てている気はないけど、全く口にしない人と比べるとうるさいだろう。
「岬のやきもちは可愛いな」
「っもう、答えになってないよっ」
言葉では抗いながらも、伸ばされた腕に巻き取られ、目を閉じた。

(おわり)


拍手ありがとうございます。
どうしてこんなのがピッタリなんでしょうか、この人達は。

クレスリウム王国様で、以前書いた時代劇「殿様白浪」の続編を掲載して頂きました。長い・・・。
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