※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。 旧拍手文です。 3
「よぉ、やっと来たか」 「ナポレオン・・・」 テストの試験場で、まさかの顔に会って、岬は驚いた。そして、あの日ピエールがわざわざ来たこと、を振り返った。 「君って案外策士だね」 「まあな」 悪びれる様子もなく、顔をニヤつかせるナポレオンに、馬耳東風という諺を思い出して、岬は黙った。 第一、あの時ナポレオンが知らぬ顔で話を聞かなければ、岬とて打ち明けなかったし、ピエールも来なかったし、岬は決意しなかった。そう思えば、ナポレオンの読み取りにくいポーカーフェースの下には、案外優しい表情が隠れているのかも知れない。 そう思うと、岬は澄ましているナポレオンに、少しだけ好意を抱いた。 「ナポレオン、練習付き合ってよ」 「何で俺様が・・・」 「グズグズしてたら、知らないよ♪」 ナポレオンのボールは、本人よりもずっと正直だ。少しだけ小次郎に似てるかも、と岬はパスのスピードを速める。
「あの二人は・・・」 「そうです。フランスJr.のルイ=ナポレオンと、全日本Jr.のタロウ=ミサキです」 「そういえば、二人ともチーム未加入だと聞いていたが・・・」 「だから、勧誘して来ましたよ」 「君にそんな手腕があったとはね・・・こうして見ると、確かに際立っているね、あの二人は」 「全く同感です」
(つづく)
拍手ありがとうございます。 私は携帯ゲームではGREEをしているのですが、ついにそちらでもキャプ翼アプリがっ! まさに、なにィっ!? 他のアプリのお友達が誘ってくれるのですが、源岬二人の世界チームを目指してしまうであろう自分が怖くて、登録できず。 ・・・理性を失うこと前提です。
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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