※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。 「若林くん、これ可愛いね」 一緒に出かけた雑貨屋の中、呼びかける岬の声に、見ているふりをしていたペンを戻す。 振り返ると、岬は熊のぬいぐるみを手にしていた。 「そうだな」 同意の代わりに、相槌で返す。 むしろ、優しい笑顔で、ぬいぐるみの手を動かしてみせる岬に、つい顔がほころんだ。
可愛いのはお前だ。
他のものは可愛いと思わない。可愛いと言うと困るくせに、可愛いという感情を強要される。 「本当に可愛いな」 仕方ないから、あくまでぬいぐるみを見つめながら、耳元で囁いてやったのだった。
(おわり)
淡々と更新中の我が家です。 以前知り合いの男性に「自分は女の子位しか可愛いとは思わない」と言われて、衝撃を受けた経験を踏まえて。 岬くんは逆に何でも可愛いと思うような気がします。それこそ若林くんさえも・・・。
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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