※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。 4
「岬はっ!?」 こちらも腹に伝わるような声だ。気の弱い奴なら十分な威しだが、生憎俺には無意味だ。 「来てないぞ」 新田が呑まれない内に、即座に否定した。 「新田、コーヒー買って来てくれ」 さっき買いそびれたままの小銭を渡し、手の平で若林に椅子を勧める。俺が匿っていると確信している顔で、若林は渋々腰掛けた。 「そんなはずはないぞ。。ツイッターで追って来たんだからな」 岬が素早く回避したのは正しかったという訳だ。今度日向さんがいなくなった時には使えるな・・・と考えてから、そうじゃないと思い返す。あの人ももう子供じゃないんだし。 「ほーう、そこまで言うなら実力で突破するか?」 指を鳴らすなんてパフォーマンスは、高校以来だ。ウェイトに差があるとは言え、こと実戦において、我ながら嬉しい相手ではないと思う。 若林は黙り込み、新田の出て行ったのと、反対の奥のドアに向かってため息を落とした。
(つづく)
拍手ありがとうございます。 変な天気が続いています。
以下、拍手お礼: あまね様、いつもありがとうございます。 岬くんを見かけたら、間違いなくツイッターで呟いてしまうと思います。それでみんなが呟いたら・・・すぐに居場所特定できそうですよね。
まひまひ様、いつもありがとうございます。 やっと若林くん登場です。まだまだ続いてしまいます。すみません。
ゆかり様、お久しぶりです。 IFは岬くんに帰国してほしくなかった自分の願望話です。まだ続きますので、よろしくお願いします。
拍手のみの方もありがとうございます。励みになります。
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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