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今日のきみとぼく
源岬への愛だけで構成されております。
よくある風景(3)
※二次創作です。女性向け表現を含みますので、苦手な方はご注意下さい。

3.ミーティング室
 ミーティング室は困惑していた。
「それで、喧嘩の原因は何だい」
糾弾しているのは三杉。呼ばれているのは早田と若林。
「俺が戻って来るなり、早田が絡んで来たんだ。どうしても離れないから殴っただけだ」
「若林が味噌汁のええ匂いしとって、そんなん食べられるとこ知らんから、岬んとこかと思って、出来てるんやろ言うたら殴られてん」
三杉は二人の話を聞き、二人ともを殴り付けたい衝動に駆られた。若林が岬の家で食事をしてきたのは確かだし、早田が和食に枯渇しているのも確かだった。更に今朝の雑誌のせいで、早田の中で岬がクローズアップされていたのも一因らしい。
 だからといって、朝から食堂で殴り合い、というのはどうなのか。食堂、というのはこのチームの人間にとって、殴り合う場所なのか。
「大体、朝からおらんかったやろ」
早田の言葉に、若林はぷいと横を向いた。
 図星。そんな単語の当て嵌まる様子であった。
「若林くん、仲良いのは分かるけど、次やったら当番、だよ」
二人とも人前ではそんな様子を見せないものの、若林の隣室の三杉は若林の不在も知っていた。夜になると、こっそり抜け出して、朝になると帰って来る。こんな針のむしろも気の毒だから、と黙認していたのが悪かったのか。
「ああ」
無断外泊のことだと解した若林は素直に頷き、二人は放免された。

(つづく)

やっぱり合宿ものはにぎやかに♪とか思いつつ、殴り合い。

今朝、何故か健岬の話を書いている夢を見ました。傑作だったようです。
起きてしまった時、内容を覚えておらず、かなり悔しかったのですが、
よく考えると・・・それ、どうするの?
今度は源岬の傑作を書く夢を見ます。そして、内容は絶対に忘れない。

お知らせ
WEB拍手新設しました。
PCの方は猫のアイコン、携帯の方は「拍手」のカテゴリーからお願いします。
自分がものすごく拍手好きで、拍手見るとメッセージ送りたくなる性質なので、
(お邪魔している皆様、いつも本当にすみません)
一度やってみたかったのです。
拍手文テンションやたら高い状態で書いたので、勢いだけはあります。
こっちはかなり不定期連載になると思います。

from past log<2008.11.17>
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック


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