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今日のきみとぼく
源岬への愛だけで構成されております。
キックDEデート(1)
※三次創作です。女性向け表現を含みます。色々ご注意下さい。

先日、アクセス解析を見ました。
このブログに来てくださった方がどういう経路でこんな僻地に、というのが分かる
システムです。
・・・ほぼ、クレスリウム王国さま経由でした。ありがとうございますっ。
それ以外に、検索で来て下さった方もおられるのですが、
中に「司令 参謀 三杉」という猛者がおられたので、
自分も同じ検索をやってみました。

検索順位二番目でした。

きぃい?何か悔しい。
こうなったら、月に一回くらいは三次創作を・・・とか思ったのですが、
全然源岬にならないのです。
若林司令は寡黙な人ですし、けとばしピンクの岬はかなり女の子っぽい。
接点がないんですってば。
原作の、どこか特別感がない分、オリジナル色が強くなってしまう。

↓ それでも良いなら、どうぞ ↓
「松山くん、目が疲れたよ」
「しっ、まだ動くな」
ちょーちょーさんばの翼と忍耐、という言葉は非常に相性が悪い。よりにもよって、翼と組になってしまったのだから仕方がないのだが、それでも三杉参謀と組まされた日向や、シュナイダーと組まされて若島津よりはマシだ、とけとばしブルーこと松山は自分に言い聞かせた。
「ねー、何で岬くんたちの後をつけてるのー?」
「わー、翼黙れ!」
翼の大声に慌てて口をふさぎながら、松山は回想にふけった。

 それは昨日の夕食後。今日もボール結社の動きはなく、食後には必ずお茶が出される若林家で、しぶ茶をすすりつつ、一時の安らぎを楽しんでいた時だった。
「岬、明日空いてるか?」
岬に話しかけようとした松山が、通りすがりに岬に掛けられた若林司令の声をうっかり聞き取ってしまったのが、今回の話の発端である。

 けとばしマンのメンバーのうち、遠方に住む岬と松山は、司令本部のある若林家に住み込んでいる。特に、岬は通信担当として本部に常駐することも多いため、いきおい若林司令とも一緒にいる時間が長くなるのだろうが。
「それにしても、二人だけで約束するなんて何かあるんじゃないか」
つい三杉参謀に電話してしまった松山だった。
「それはよく知らせてくれたね。君だけ仲間はずれにされて淋しいからなんて誰も思いやしないよ」
まずとどめをさす。それが三杉参謀の得意とする速攻である。
「いや、俺は岬のことが心配で」
岬には人を傷つけることなどできないから、誰かと二人で約束するなど無謀だと、誰より純朴な松山は(至極勝手に)思っていた。
「そうだね。司令と二人にしておくと常人の場合、一時間もたないからね」
「岬?」
自分自身を棚に上げて、松山の不安を最大限あおりつつ、三杉参謀は微笑む。それはまさに悪魔のそれと呼ぶにふさわしい。
「じゃあ、明日はみんなで二人を見張ろうじゃないか。いざとなったら、引き離せば良いだろう?」
さも名案めかしてのたまう三杉参謀に、松山がかなう訳もない。簡単に丸め込まれ、それ以上の策がないと思い込んだ。そもそも約束の内容も分からないのだから、危険があると思い込む方に無理があることに気づかず、松山は明日の目覚ましをいそいそとセットした。

(つづく)

追記:三次創作って何?という方は、10月初めの「司令ご乱心」をご覧下さい。
設定、登場人物について書いております。
それにしても・・・最近、淳さまばかり書いております。
そのうち、携帯の予測変換の順位「三杉」が「岬」を上回るのではないかと・・・。
うちは(たとえ、誰も認めてなくても)源岬なんですけど。

from past log<2008.11.10>
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック


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