※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。
若林くんの写真集が発売されることになった。国際大会で召集される度、本人曰くの「格の違い」を見せ付けて、石崎くんを悔しがらせていただけのことはある。
普通の大会の写真集とは違い、若林くん個人の写真集ということで、僕も当然欲しくなった。
遠征帰りで溜まったマンションのポストをドキドキしながら開ける。本の通販は初めてだけど、予約特典付きだから、仕方ない。
自分に言い聞かせたところで、写真集を２冊発見する。
１冊は当の若林くんからだった。
ちゃんと送って来てくれるなんて、若林くんらしいと笑いながら、開封すると、写真集には手紙が挟まれていた。そのページを開き、
慌てて閉じそうになった。
若林くんの鍛え上げられた裸体は、写真でもすごい迫力だ。
美術室の彫像並の均整のとれた顔に、それ以上にすごい肉体。
釘付けになった目は、一つの象を捉えた。
若林くんの左胸に、描かれていた黒いマーク。選択美術で、絵を描く時に入れていたマークだった。子供の頃に、父さんのサインを真似した要領で、もじったサインは見間違えようもない。
心臓の位置に、ハッキリと描かれたサインは、まるで若林くんからの暗号のようだ。
僕こそ、心臓を掴まれたような気がした。
僕にしか伝わらない暗号を、こんなにハッキリと表現してしまう若林くんに、やっぱり敵わないよ、と脱帽した。
（おわり）
拍手ありがとうございます。
昨日の「証」と対にしてみました。
すごいセクシーな裸体に、不思議なサインがあったら、と妄想して書きました。心臓の位置に描いてしまうのが若林くんということで。
毎度ネタを借りました星夢様、ありがとうございました。
今日は別ジャンルの畏友のさくら様とお会いしました。思っていた以上に素敵なお姉さん、という雰囲気なのに・・・秋葉原でのＣ翼グッズ探しにお付き合い頂きました。・・・釣果ゼロ。でも、メイドカフェに連れて行って頂いたり、楽しかったです。また遊んでやって下さいね。
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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