※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。 若林くんに会いに行った。練習を見ていると、終わった途端に女の子達にサインをねだられている。でも、若林くんは僕に気付くと、さっさと帰る支度をしてくれた。 「良かったの?」 「何が?」 「女の子たち」 ドイツ語はあまり分からない僕にも、あの子達が若林くんのファンなのは分かった。 「岬がせっかく来てくれたんだ。当然そっちが最優先だろ」 若林くんは、あんなにモテるのに、僕が好きだと言ってくれる。僕は男で、君の気持ちも素直に受け取れないのに。 「君、バカだよ・・・」 そう言った僕に、若林くんは怒るのではなく、笑顔を向けた。 「お前こそ」 バカにされてるのかと、キッと睨みつけたのに、若林くんはやっぱり笑顔だった。 「・・・そんなこと気にするな。俺が好きなのはお前だけなんだから」 そう言って、包んでくれる胸は暖かくて・・・悪いけど、誰にも譲れないと思った。
(おわり)
拍手ありがとうございます。 基本通りの話です。一生やっていてほしい。(2/10PC編集)
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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