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光源三 その二
昨日の続きで萌え話をします。あれから『あさ○ゆめみし』を読んでいたら、萌えがとまらなくなってしまったので。
設定はそのままです。昨日よりは源岬保証で。
以下、光源氏と紫の上の名シーンを源岬に置き換えてお送りします。台詞部分はかなりアレンジしました。
(ニーズがあるかは不明・・・)
【三日夜餅】
正妻を失って、悲しみの癒えない若林は二条の屋敷に戻った。いつもなら駆け出してきて出迎える岬だが、その姿も見えない。
「岬」
「おかえりなさい」
静かに微笑む岬は大人びていて、若林は戸惑う。幼さを残した顔はそのままなのに、時折見せる大人びた表情は、岬が自分と同じ境遇だったことを思い出させた。背も伸びて、愛らしい姿は若林の選んだ紅梅色の小袿がよく映える。
「大丈夫?」
「ああ」
気遣ってくれる様子も優しさに満ちていて、心が休まる気がした。
「そういえば、お前いくつになった?」
「もうすぐ15だよ」
小柄な岬は伸びをするように若林を見上げてみせた。
「今日は一緒に寝てくれるんだよね?」
「もう15なのにか?」
「いつもそうしてたじゃない」
岬のお願いに抗し得ず、若林は岬と一緒に寝むことにした。いつものように話をする内に、眠くなった岬が身を寄せる。柔らかい肌の感触に、しなやかな肢体に、若林の心は乱れた。これ以上耐えることはできない。
「岬」
「なあに?」
「もう耐えられない」
「え・・・?」
唇を奪われ、単衣を乱される。抱き締める腕には余裕がなく、岬は怯えるが、力強い腕は逃れることすら許してくれない。
朝になっても、起き出さない岬に、周囲が案じる中、岬は涙にかきくれていた。
「・・・ひどい。信じてたのに」
「俺はお前がほしかったんだ」
「知らないっ。ばかっ」
若林は一向に許そうとしない岬に心を残しながらも、出かけて行った。供の石崎(=是光)に、結婚の時に食べる餅の用意をするように命じて。実の父の知らない内に若林に引き取られて育てられている岬だが、若林は正式な結婚をしたいと思ったのだった。そして、父親に手紙を書いて、結婚のことを知らせた若林に、頑なな岬の心も次第に打ち解けるのだった。
【帰京】
少しずつ都が近付く。同じ花も懐かしい都のものと思えば、若林の心は騒いだ。供の者達の足取りも軽い。出迎える人々の声をかきわけて、二条の屋敷が見えてきた。シュナイダーとの密会が発覚して、帝や周辺の人々の心を害し、都を去らなければならなかった時には、二度とこの景色を見ることはないようにも思えたのだった。
「一緒に連れて行って」
岬は衣の袖を離そうとはしない。涙に濡れた瞳でじっと見つめられると、若林の心も溶けてしまいそうになる。
「駄目だ。事実上の謹慎なんだぜ。それに、どんな苦労をさせるか分からない」
「僕は大丈夫だよ。だから・・・」
「・・・悪いが、この屋敷を守っておいて欲しい。名義もお前に変えてある」
「そんなのはいらないよ」
「頼む」
「・・・絶対僕のこと、忘れないでね」
「ああ。絶対に迎えに来る。いざとなったら漁師にでもなるさ」
「・・・うん。ずっと待ってる」
抑えきれない涙を大きな目に溜めて、ようやく離した手は震えていた。父代わりであり、兄代わりであり、夫である若林がいなくなることに耐えながら、必死で微笑んでみせた岬に、若林は何度も振り返ったものだった。
あれから三年が経ったとは思えない。屋敷はきちんと手入れされたままだ。
「岬」
「若林くん!」
夢にまで見た笑顔で出迎えられて、若林は岬を抱き締めた。離れている間、岬が心細いんじゃないか、辛い思いをしてはいないか、と心に浮かぶ岬の顔は別れた時の、悲しげな笑顔だった。だが、今は心から幸せそうに微笑んでいる。想像した以上に美しくなって、立っている。
「苦労させたな」
「ううん。若林くんこそ・・・心配したよ」
労わる手の優しさに、抱き締める身体の確かさに、心が震える。幻ではないのだと、しっかりと手を重ねる。重ねた唇は、涙の味がした。
「・・・もう離れない」
「うん。約束してね」
明石での浮気のことは、明日聞くことにして、岬は目を閉じる。やっと安心して眠れる日が来るのだと、衣を通して伝わる鼓動に身を委ねた。
拍手ありがとうございます。
好きなシーンを2つだけ選んでみました。紫の上は名シーンが多いです。読みながらニヤニヤしている時間の方が長くなってしまいましたよ。自分だけ幸せ企画、でした。
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[2010/01/24 23:08]
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