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今日のきみとぼく
源岬への愛だけで構成されております。
おめでとう、ありがとう
※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。

 日付が変わった。
「岬♪」
「・・・どうしたの、若林くん?」
喜色満面を通り越して、気色の悪い位に機嫌の良い若林に、岬は恐る恐る尋ねる。
「今日は何の日か知ってるか?」
「うん、もちろん」
12月7日、忘れるはずがない。ニコニコ笑いながら、岬は答える。
「真珠湾攻撃の日だよね?」
「それは12月8日!」
「ううん、アメリカだと時差の関係で7日なんだよ」
「だから、そうじゃなくて・・・」
たまり兼ねて口走りそうになる若林に、岬が目と口を押さえた。
「若林くんのお誕生日だよね」
言葉とともに目を覆った手が外される。若林が眩しくて瞬きをする内に、岬の顔が近付いた。
「お誕生日おめでとう」
耳元に優しい響きで囁かれ、若林は目を見開く。
 ちゃんと知ってたよ。岬の瞳はそう語りかけて来るようで、とても暖かい色をしていた。
「ありがとうな。今年も一緒にいてくれて」
祝われている筈の若林に微笑まれ、今度は岬が慌てる番だった。若林は不思議そうにしている岬をゆっくりと抱き寄せる。
「・・・毎年誕生日の度に思うんだ。俺は一年、自分の望んだように生きられたかって」
自分は望んで、若林源三という人間に生まれて来たに違いない、と若林は思う。だから、そう生まれて良かったと思えるような人生を送りたい、と。好きな相手と思いを交わすことは、中でも何より幸せなこと。
「ありがとう」
繰り返して、自分を包んでくれる腕に、岬は身を寄せた。
 あと何年一緒にいられるかは分からない。それでも、一緒にいる間は幸せに過ごしたい。世界一とは言わなくても。
「こちらこそ、ありがとう」
君が生まれてくれたことに感謝します。

 若林を抱き返す岬の腕に慈しみがこもっていた。

(おわり)

拍手ありがとうございます。若林くんお誕生日おめでとうございます!!今年は思ったより忙しくて、何も出来ていませんが、しかも携帯から更新ですが・・・ごめんね。おめでとう!!

とりあえず、直しました。
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック


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