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今日のきみとぼく
源岬への愛だけで構成されております。
感謝です!!
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クレスリウム王国さまの銀月星夢さまから、素敵な誕生日プレゼントを頂きました!
以下、自慢です。
昨日、誕生日でございました。
つい先日から庭の金木犀が一斉に開き、辺りに芳香を漂わせております。
それだけでも、老体を労わる天の配慮を感じたものですが、更に素敵な贈り物まで頂いてしまいました。

しかも嬉しいことに、拙作「今宵萩の下で」をイメージしてくださったらしいのです。
ですから、二人とも肌が・・・いやーん、色っぽいです!板挟みに苦悩する岬くんの表情が切ない!
それを受け止める若林くんの大人っぽさが素敵です!
と、興奮してしまいました。
銀月星夢様、素敵なプレゼントをありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。

(「今宵萩の下で」はクレスリウム王国さまに献上したパラレルで、室町時代、守護大名(ピエール)の囲い者の申楽師岬くんと国人若林くんの話です)

【後日譚】

「岬、どうした?」
居室に姿が見えない岬を案じて、若林は庭に降り立った。庭に佇む岬は咲き誇る萩を見上げていた。
「萩が盛りです」
赤紫の花を散らして、萩は揺れている。風にたやすく揺らされながらも、毎年花をいっぱいに咲かせる萩の逞しさに、岬は心惹かれずにはいられない。
「山の鹿がさぞ恋い焦がれているだろう」
古来、鹿は萩を妻とすると言い伝えられている。山から野に下りて、妻を求める。この屋敷の萩に恋焦がれて鳴く鹿とているだろう。己とてそうだった。主筋の想い人である岬に恋い焦がれて、連れて逃げた。
「早く、戻れ。秋風は冷える」
庭の萩は盗まれても、岬だけは譲るつもりはない。少し冷えた手を握る若林に、岬は笑み返した。

(おわり)

from past log<2009.10.17>
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック


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