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今日のきみとぼく
源岬への愛だけで構成されております。
なんかつようちえんみかんぐみ(2)
※二次創作です。同人的表現やら何やら含む可能性があります。苦手な方はご遠慮下さい。

昨日の続きです。
 年少さんでも、活発な子の多いみかん組。この前の運動会では無敵でした。かけっこも玉入れもつな引きも完全勝利でした。その一方でおゆうぎは最悪でした。マイペースな子が多い分てんでばらばら、何事にも負けず嫌いの若林源三くんは悔しくて仕方ありません。
 それが、岬太郎くんときたら、あのわがままで有名な新田瞬くんを手なずけてしまっているではありませんか。マイペースの権化、大空翼くんまでぽーっとした顔で見ています。
 普通の子なら、相手は年長さんだから仕方ないと諦めるところですが、若林源三くんは違います。名家の若林家。三男といっても覚悟が違うのです。
「ほら、いしざきりょう、ちゃんとならべよ。たきはじめはこっち。はしっこにいくなよ。もりさきゆうぞう!なくな!」
これではまるで小さい先生です。先生達が注意しても聞かない子達なのを、若林源三くんは意地でリードしています。
「おおぞらつばさ、だからかってにうたうなよ?!」
若林源三くんの奮闘も虚しく、とうとう大空翼くんが暴走を始めました。それでも音楽が始まった以上、いつまでも人に構っていられません。若林源三くんも踊り始めました。踊りもお歌も完璧な若林源三くんですが、まわりのレベルが低過ぎるのと、本人がむっとしていることもあって、ひどいお顔です。
「みかん組さんはもう少し頑張りましょうね」
発表会をまとめる城山先生に言われて、若林源三くんはがっかりしました。
 どうしてみんな、こんなにいうことをきかないのかな?たまいれやつなひきは、みんなでがんばったのに。
 若林源三くんが悩んでいる間に、年長さんのほし組さんが舞台に上がりました。岬太郎くんがいるのを見て、若林源三くんは真剣に見始めました。
 年長さんだって、まだまだ幼稚園児。曲の出だしや歌詞があやふやな子もいます。ほし組の岬太郎くんはちゃんと歌うので、みんなちゃんとついてきます。
 年長さんにもなれば、客観性も少しは育っているので、周囲に合わせられるのですが、年少組さんの若林源三くんには分かりません。
「さすが、ほし組さんだね」
城山先生の賛辞に、静かな闘志を燃やしていました。

(つづく)

幼稚園生がお友達をフルネームで呼ぶのって結構可愛いと思います。
若林くんは威張っている+面倒見が良さそう。根っからの親分です。
岬くんは自分からは仕切る訳ではありませんが、頼られたり困っている人を見ると、
喜んで人の世話をするタイプだと思います。

踊っている二人を想像して笑ってやってもらえれば。

from past log<2008.10.15>
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック


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