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今日のきみとぼく
源岬への愛だけで構成されております。
スリーピングビューティー(2)
※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。
昨日の続きです。

sideW)
 唇を撫でていると、岬が寝返りを打った。目が覚めかかっているのかも知れない。反対側を向いた岬は、縮こまって背中を向けている。
 手触りの良さそうな髪に手を触れると、岬はぴくりと身体を動かし、それからおとなしくなった。指に、細い髪が絡み、それだけで俺は幸せな気分になった。
「岬」
耳元に唇を近づけた。もう、岬が眠っていても・・・起きてしまってもいい。

sideM)
 寝返りを打って、ソファの背の方に顔を向け、隠すようにした。その僕の髪を、大きくて暖かい手が撫でた。
 すぐに誰の手か分かってしまった。
 優しい手に撫でられて、気持ち良いのに、僕の意識はどんどん醒めてくる。どきどきと大きな音を立て始めた僕の心臓が、僕の眠りを妨げてしまう。
「岬」
耳元で、囁く声に、僕は必死で動悸を押さえつけた。このままだと、君の手に、熱に、ドキドキしているこの気持ちを気付かれてしまう。

sideW)
「好きだぜ」
囁いた瞬間、岬の身体が少し震えた。少しずつ岬の白い首筋や耳が赤く染まっていく。・・・起きていたらしい。独り言が独り言ではなくなってしまった以上、このままにはしておけない。岬が聞いていたのなら、どうしても返事が聞きたい。岬がこうして意識しているだけで答えは分かっている気がしたのだが。
「岬」
もう一度呼びかけても、岬はじっとしたままだ。意地でも起きないつもりなのか?
 岬が寝た振りをしているのは、答えたくないからか?気になって、何とか起こしてやろうと思った。

sideM)
「好きだぜ」
耳のすぐ近く、息がかかりそうなほど近くに、若林くんの声が降って来た。・・・寝た振りなんてしなかったら良かった。嬉しいのに、苦しいのに、じっと耐えるのはまるで拷問のようだった。
「岬」
若林くんがもう一度呼んでくれる。・・恥ずかしくて仕方ない。どうやって答えていいのかも分からず、僕は拳を握り締めながら、我慢した。

sideW)
 俺は岬の耳たぶを甘噛みすると、唇を滑らせた。桃色の耳に息を吹きかけ、耳に舌を入れる。

sideM)
 若林くんはいきなり僕の耳たぶを噛んだ。するすると動いた唇は僕の耳を舐めながら、僕の耳に舌を入れてきた。

「っひゃ・・あっ」
耳に舌を差し入れられて、岬は飛び上がった。顔を赤くしながら飛び起きた岬に、若林は楽しそうに笑い声を立てた。
「おはよう、岬。・・・返事は?」
「えっ・・・」
やっぱり、寝たフリがばれたのだと、困ったように目を伏せる岬を、若林はゆっくりと抱き起こした。朱を刷いた顔を覗き込む若林に、岬はすぐに降参せざるを得なかった。
「・・・僕も」

(おわり)

拍手ありがとうございます。
昨日の原作企画について、少しフォローを。
まあ、某サイトでいみじくも指摘されている通り、キャラの頭の出来はプレースタイルと日常行動から判断されます。ゲームメークのスマートな三杉くんや岬くんは頭が良く、と書かれていた通り。全体を把握し、的確に人を動かす若林くんも頭が良いと思います。(将棋の話を書いた時もそのつもりでした)翼くんはゲームメーカーですが、全日本の戦略あいまって、ゲームメーク、デザインというよりは、翼くん一人で突破にしか思えません。状況判断とかそういう要素では、三杉くんや岬くんの方が・・・。というのが、キャラの評価に生かされるわけです。

さくら様。いつもありがとうございます。
口開きっ放しの翼くん(笑)128ページ中口をちゃんと結んでいるのは16コマ。
あとは▽やポカン口です。口渇きます。
後はそちらで。

拍手のみの方もありがとうございます。励みになります。

from past log<2009.5.17>
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック


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