
土曜特別企画
大体5分くらいで読める原作ガイド、です。 管理人の私情たっぷりですのでお気をつけ下さい。
場合によっては、ネタバレを含む恐れがありますので、ご注意ください。
今日は「対抗戦以前」です。
ちなみに手元原作がJCではなく、文庫版なので、巻別ではなく、キリでいきたいと思います。インデックスはこちら 今日は「対抗戦以前」なのですが、簡単に流れを説明します。 南葛市には公立の南葛小と私立の修哲小がごく近くにあって、 何かとライバル関係にある。 南葛小サッカー部の石崎は、修哲小のキャプテン若林にかなわない。 中学生まで連れてきたのに、グラウンド争奪戦でもあっさり完敗。 二軍のグラウンドの確保のためにわざわざ出張ってくるとは、 どんな面倒見のいいキャプテンなんでしょうか、若林くんは。 そこへサッカー小僧大空翼が転校してきた。単純な翼は石崎の言葉にのせられ、 若林と対決することにする。タイマン勝負で敗れた若林は、翼に 南葛小と修哲小の対抗戦での決着を申し出る、ってところです。
そして、二人がロベルトや見上さんと特訓を重ねている頃、 一人の少年がこの町に転校してきました。 転校生といえばこの人、の岬くんです。 小学校だけで30回以上転校、しかも手続きまで自分で行かせる親って、ある意味虐待なのでは。 富士山のふもと、南葛市に着いた岬くんは翼くんとすれ違い、 妙に気合を入れて描かれた一郎の横で、 「だれだろうあいつ いいドリブルしてるなァ・・・」 と男の子らしい感想を漏らしています。可愛い感じに描かれてはいますが、しっかり男の子です。 そして、南葛小に転入手続きに行ったら誰もいなくて、修哲小まで 行かないといけないというとんでもない展開に。 さすがの岬くんもイライラしていたんでしょうか、 電柱の間からシュート、なんて乱暴なことをしてくれます。 そこに人影が。「あっあぶない」じゃありません、岬くん。 町中でシュートなんてしちゃいけません。 でも、そこから出てきたのは若林くんでした。 「町ん中でむやみにボールをけるもんじゃないぜ!」 とワンハンドでキャッチして諭します。 同い年にはとても見えない貫禄のある若林くん! しかも、言い方が妙に優しい・・・。 若林くんは人前では、えらぶっているけれど、 本当は優しいところがあるんじゃないかな、と さりげなく感じさせるエピソードのような気がしました。 単に岬くんが可愛かったから、という理由もアリですが。
まあ、とにかく、ここで二人は運命の出会いをしちゃった訳です! (力説)
翼ママは翼くんに対して、サッカーばかりして、と怒っていましたが、 そういう風に育てたのはあんただろ、と言いたいです。 そういう幸せな環境にいた子なんだな、とこれだけで 伝わります。とても丁寧に作られている感じがします。 性格も今までのところでよく分かります。 岬くんなんか10ページくらいしか出ていないのに・・・。 何も考えていないように口開きっぱなしの翼くん、 自信たっぷりでプライドが高くて、気性の激しい若林くん、 笑顔は可愛いのにどこか寂しそうな岬くん。 役者は揃いました。まもなく対抗戦がキックオフです。
from past log<2009.5.16>
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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