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今日のきみとぼく
源岬への愛だけで構成されております。
司令ご乱心(4)
昨日の続きです。今回は今日で終了。

謎の3次創作です。同人的表現があります。苦手な方はご注意下さい。
 岬が目を開けると、若林司令の顔がすぐそこにあった。
「よく眠れたか?」
見慣れぬ寝室に、辺りを見渡して、岬は首を傾げた。ここは、若林司令の部屋?
「あれ。って若林司令何を!?」
手を握ってきた若林司令に、岬は腕を引いて抗った。しかし、腕力では敵わず、あっという間に腕の中におさめられてしまう。
「俺はお前が好きなんだ」
優しい眼差しで自分を見つめる若林司令を、岬は笑顔で見つめ返す。
「良い友達でいましょーね」
こういう目には数々あってきた岬が慣れた口調で言い、若林司令がその場に突っ伏した。おとなしいように見えて、岬はすべてを改心させる改心波をあやつるけとばしピンクなのだった。

「今回は何とか無事に済みましたけど・・・」
若島津にも改心波を浴びせ終えた岬は、疲れた様子で椅子に座った。
「やっぱり、仲間は手強いね」
三杉参謀がしぶ茶をすすりながら、応える。
「何しろミサイル攻撃する訳にはいかないからね。とりあえず、隣には報復攻撃しておいたけど」
今回も敵にまわったのがこの人でなくてよかった、としみじみ思う仲間達に、参謀は更に言葉を重ねる。
「二人が食べたまんじゅうは一個で五百人殺せる代物らしいよ。それが体内で恋心増幅効果を示すなんてひどい変態体質だよ」
三杉参謀にだけは言われたくない台詞に、日向、松山、岬の三人はため息をついた。
 それでも。
 岬は思う。今回は薬の効果で良かった、と。心臓の音がやけにうるさくて、胸が、身体中が痛い。なぜかわからないけれど、次に本気で迫られたら改心波もきっと効かないような気がする。怖い。
 自分の胸の奥に咲いた花を感じて、岬は目を閉じた。

 かくして、毒まんじゅう騒動は一見無事に幕を下ろした。
そんなわけで、明日もがんばれ!サッカー戦隊けとばしマン!

(おわり)

ぐっだぐだになってしまいました。やっぱり3次ですから。
2次の岬くんって、性格が女の子みたいなんです。(まあピンクですから)
気が向いたら、続き書きます。
って期待している人、いなさそうなのですが。

from past log<2008.10.5>
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック


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