※今回は三次創作の上、同人的表現を含まないわけでもないです。 苦手な方はご遠慮下さい。
という訳で、「三次創作」です。「世紀末翼伝説」の更にパロディを。 みんな「一次」と少しだけ性格が違います。 三杉君は悪魔のよう、岬くんは天使のようで、 日向君、松山君はツンデレ、若島津くんは真面目ムッツリです。 若林くんは鷹揚でどっしり、翼くんは何も考えていません。 ・・・大体、そんな感じです。 あと、必殺技も違います。翼くんはドライブシュートをしますが、 他は日向ファイアーストームやら松山ブリザードやら若島津キックやら。 まあ、異世界です。
それを踏まえて、オッケーな方だけどうぞ。くれぐれも怒らないでね? 「お前、何食ってんだっ!」 サッカー戦隊けとばしマンの司令本部、若林司令はまんじゅうを頬張っていた。「隣のボール結社より」と書かれたのし紙が床に落ちている。 通りかかった若島津はそれに気付いて、詰め寄った。 「まんじゅうをもらったからな」 「って、ボール結社からの物を食うなよ」 「欲しいならやるけど、一つだけだぞ」 「そんなことを言ってるんじゃないだろ!」 ボール結社は若林家の豪邸の隣に本部を置く、悪の組織である。 敵からのプレゼントがまともである訳はない。 「まんじゅうだとっ!?残ってるなら俺にもよこせ!」 「キャプテン、意地汚いですよ」 日向がまんじゅう、の単語に反応した。若林が残りの一つを投げて来たのを受け取ろうとする。 サッカー戦隊けとばしマンとして、若林家に常駐するようになり、三食きっちり食べているのに、何故こんなにがつがつしているのか。空手使いのけとばしイエローこと若島津は飛んできたまんじゅうを受け止めた。 「こんな物食べちゃいけませんよ」 「何でだよ。若林はぴんぴんしてるじゃねえか」 「あんな特異体質を基準にしちゃいけませんって」 若島津は説得に応じそうにない日向にため息をついた。 「仕方ないですね・・・」 そのまま、まんじゅうをパクリ。目を丸くする日向の前で、一気に飲みこんでしまう。 「あ・・・あ・・・」 「新しいまんじゅう買いに行きましょう。おごりますよ」 まんじゅうを食べられ、呆然としている日向の背を押す。「おごる」という言葉に弱い日向を熟知している若島津だった。
(つづく)
PCの状態がおかしいので、続きは明日。
from past log <2008.10.1>
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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