※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。
もう、タイトルだけでネタばれですみません。 「あ、もうここで良いぜ。土産買って行くから」 見送りに来た日本代表のメンバーに、ドイツに戻る若林は声を掛けた。 「そうか?それなら」 同じく飛行機で札幌まで帰る松山が頷く。 「元気でな。今度はオリンピックだ」 手を振って背を向け、トランクを転がして行く若林に、一同も踵を返した。 「国内線はどっちだよ」 東京でのレセプションが終わり、揃って成田に見送りに出て来た。オリンピック予選に向けた合宿以来、しばらく同じ釜の飯を食った仲間は、今日を境にまた敵になる。今日はいわば訣別の儀式といえた。 「まだ時間はあるからお昼にしないかい」 「ああ、行こうぜ」 チームを離れても仕切るのは当然三杉と松山で、先頭を切って歩き出した。 「次藤さんははもう土産は良いですよね」 「ああ、大丈夫タイ」 九州に戻る二人も当然飛行機である。神戸に戻る反町と大阪に戻る早田は、関西空港より楽だからとこの後新幹線で帰ることにしている。 その行列の最後尾で、岬は急に立ち止まった。 「ごめん、ちょっと電話だから。先に行ってて」 「分かった、電話くれよ」 歩き出した石崎を確認して、岬は携帯電話の通話ボタンを押した。
(つづく)
拍手ありがとうございます。 一部の方には激しくネタバレですが、続行します。
今日は散髪に行って来ました。 切られ過ぎて、可哀相になってしまいました。
拍手お礼: いつも様。いつもありがとうございます。 浮かれているのは私の方です。 そんな嬉しいお言葉をいただけて、本当に感激です。 ついやる気になってしまうではありませんか。 今日の話、ネタバレですみませんが、お付き合いくださいませ。
さくら様。いつもありがとうございます。 ・・・色々すみませんでした。 拍手はちゃんと作動しないし、読み間違えるし。 でも、アドバイスありがとうございます。早速やってみます!
拍手のみの方もありがとうございました。励みになります。
from past log<2009.3.22>
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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