※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。
本日も xxx-titlesさまよりお題をお借りしています。 お題一覧はこちら 「早く寝ようって言ったくせに・・・」 「でも求められないのも、淋しいだろ?」 若林くんの言葉に、一瞬でも怯んだ僕が愚かだった。 「そうだろ?」 何とも言えない、とにかく人懐っこくて格好良くて、魅力的な笑みを浮かべながら、若林くんは僕の手を取る。 「若林くん、自分の言動が矛盾してると思わない?」 早く寝るとか聞いてから一時間も経っていない。 「くっついてくる岬があんまり可愛くてさ。お前のせいだ、責任取れ」 どの辺りが僕のせいなんだか、よく分からないまま、結局、あまり寝かせては貰えなかった。
それでも、若林くんの言葉ほど信用できるものはない。 「お前を幸せにする」 優しいけれど、強い言葉を貰う度に、僕は泣いてしまいそうになる。 「うん、信じるよ」 だってもう十分に幸せで。胸に抱いたときめきと安心ごと抱き締められながら、僕は眠りについた。
(おわり)
from past log<2009.2.8>
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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