※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。
今日は書いている時間がなかったので、小話。
本日も xxx-titlesさまよりお題をお借りしています。 お題一覧はこちら 「チョコレートくれよ」 2月14日、巷はバレンタインデー。女の子から貰ったらしい、大量のチョコレートを困り顔で整理している岬に、声をかける。肩に巻きつけ、後ろから抱く腕をうるさそうにしながら、岬は小さくため息をつく。 「やだよ、女の子じゃないもの」 岬がチョコレートをくれたためしはない。バレンタインのチョコは女の子が贈るものだという風習のせいで、ヨーロッパ風に他の物は抵抗なくくれたりするのに、チョコレートだけは嫌がる。それでかえって、チョコレートをもらいたくなってしまう、という悪循環が毎年続いている。 「僕がチョコレートあげたら、嬉しい?」 「もちろん。嬉しくて死にそう」 こちらを振り向きもせずに言う岬に、いつもの照れを見るだけでも妙に嬉しくなってしまう。チョコレートではなくても、岬からプレゼントをもらうのはいつも嬉しい。岬がどんな顔をして、どんな思いで選んでくれたのか考えるだけでも嬉しい。それが、恋人を意識したチョコレートなら、もう少し嬉しい気がした。 「じゃあ、これはあげない」 伸ばした岬の手には、小さいがきれいな包装が入っていた。 「どうして?」 見るからにチョコレートで、岬がわざわざ用意してくれたのかと思うと嬉しかった。 「だって、若林くんが死にそうなんて言うんだもの」 横を向いてしまった岬はあんまり可愛くて、もうチョコレートなんて要らないと思った。嬉しくて死にそうになっても、俺は絶対に死んだりしない。岬のこんな可愛い表情を見逃してはおけない。
結論:やっぱり岬はチョコレートより甘かった。
(おわり)
拍手ありがとうございます。
今日は本当に時間がなくて。 バレンタイン話はもう一回書きますが、今日は前哨戦ということで。 義理チョコにうんざりのリアルより気合入っています。 今回で、やっとお題消化率50%を超えました。(21/40) 我ながらよく書きました。 UP中の記事数も200。半年弱にしては健闘していると思います。
拍手お礼: みき様。いつもありがとうございます。PC本当に調子悪くて。 特に何か変化が、というわけではないのですが、PCの調子が悪くて 長いのが書けない分、短くても自分の書きたいことを、と思っています。 そう言って頂けると嬉しいです。今日も一応甘い目で。 トップ、華やかでしょう?地味な辺境ブログですが、ちょっと自慢です。 原作に対する不満は書き始めたらキリがありません。 試合シーンの冗長さとか、敵のインフレーションとか。 でも、もちろん良かったと思う点もあります。ただ読むのが辛いのと 続編を読んでから書くと本当に暗い話になるので、意識はしないように しています。キリ番は良かったらまた狙って下さい。
拍手のみの方もありがとうございます。いつも励まされています。
from past log<2009.2.5>
スポンサーサイト
テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
|