※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。
Alnaschar様より頂いた素敵なお話 『寂しい、寂しい、嬉しい』に蛇足をつけてみました。 いつも、思う。
どうして、何も持って帰ることができないんだろう。
別れ際に握った手の体温も、少し名残惜しそうにゆっくりと離す指のしぐさも。
平気そうに微笑むくせに、一瞬目を逸らす切なさも。
頭の中にはあっても、何一つ持って帰ることはできない。 せめて、お前の手の形だけでも、覚えて帰りたいのに。
どんどん、お前が遠くなっていく。 どんどん、俺はお前を忘れていってしまう。
たった数日間一緒にいた、それだけで、 お前の存在は俺の心に染み過ぎて。
忘れないと走れない。 忘れないと戦えない。
お前も、俺を忘れて走っているのかな。
でも、お前のことだから、きっと、 俺のことを思って走ってくれている。
だから、お前は寂しいんだよ。
お前が寂しくないように、遠い空から、祈る。
(おわり)
いただきものの『寂しい、寂しい、嬉しい』を何度か読み返して。 申し訳ないついでに、若林くんになって、応えてみました。 …見事に自爆ですが。 リズム感が違うんですよ。あと、根本的にセンスが。 でも、対にしたかったんです。 (基本的に対の好きな私) アンゴラ様、こんな失礼を快諾いただいてありがとうございます。 本当にすみませんでした!これからもよろしくお願い致します。
from past log<2009.1.23>
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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