※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。
先日来、妙なコラボ欲が、湧き湧きしています。 ・・・人と一緒で楽したい、ですね、要は。
クレスリウム王国さまの管理人銀月星夢様の独り言を勝手に借用しました。↓ 「わっ!」 「大丈夫かっ岬!」 咄嗟に自分を庇った松山に、岬は困った顔をした。自分としては一人前の男のつもりの岬を、松山はすぐに庇う。 「エレベーターが止まったみたい・・・あっ」 照明が落ちると同時に、抱き締められて、岬は身体を硬くした。少しだけ背の高い松山は思ったより肩幅が広い。 「松山?」 「岬、じっとしていろよ。暖房も切れるから」 さすがは北海道の地元民、松山の言葉通り、しばらくすると、エレベーター内は冷え込んだ。それでも岬は救助されるまで温かく、幸せな気持ちでいられた。
「わっ!」 「大丈夫かっ岬!」 咄嗟に自分を庇った若林に、岬は顔をしかめてみせた。自分としては一人前の男のつもりの岬を、若林はすぐに庇う。とはいえ、庇ってくれる力強く逞しい腕を、その人を岬は愛しく思う。 「エレベーターが止まったみたい・・・」 「ちょっと待ってろ、連絡するから」 非常用ボタンを押し、連絡する。早口で状況を伝える若林の様子はフィールドとはまた違う格好良さで、岬は頼もしそうに見上げた。 若林は話を終えると、岬の方に向かう。そのまま、すぐに抱き締められて、岬は身体を硬くした。背の高い若林は華奢な岬の一人位、簡単に腕の中におさめてしまう。そして、そのまま岬を壁に押し付けた。 「若林くん?」 「岬、いいからじっとしていろよ」 抱き締めたまま、手は下に降りて、身体をまさぐる。腰の辺りまで触れられて、恥ずかしくなった岬に、若林は耳元で囁く。 「久しぶりで、二人きりなんだぜ?我慢できる訳ないだろ?」 久しぶりにドイツに来て、若林のマンションに着いたところだった。まさか、部屋に着く前にこんな落とし穴があるとは思わなかった。 「監視カメラもあるよね?」 確認しなくても、分かることだ。人気選手の若林はセキュリティの行き届いたマンションに住んでいる。 「ああ。だから、こうやって隠しているだろ?」 若林の長いコートに、岬は半ば覆われている状態になっている。確かに寒くはないが・・・。 「って、こんなところで何するつもりさ」 既に何度も唇を奪われ、浮きかけた腰に手をかけられている。 いつ救助が来るかも知れない。今救助に来られたら、困るのは岬自身である。無事なのはコートと靴に靴下。たくし上げられたセーターの裾からは無遠慮な手が入って来ている。 「もう、待てない」 「えっ、やだっ、待って!」 エレベーターが止まったことに対する恐怖心など、微塵も感じなかった。それよりは違うドキドキと、ハラハラを感じながら、岬は救助が来ないよう、心から祈った。
「駆け付けるまで二時間掛かるらしかったから。不安、感じなかったろ?」 殊勝にご機嫌取りをする若林に、少し許しても良いかな、と岬が思いかけた時だった。 「それに、何か刺激あって、興奮しただろ?」 それからしばらく、若林がいくら抱き締めても、腕の中の岬はつん、と顔を背け続けたままだった。
(おわり)
拍手ありがとうございます。 銀月星夢様、勝手にネタをお借りしてすみませんでした。 承諾いただいてありがとうございます。 今日1回目更新したら消えてしまった・・・。 バックアップはとっておくものでした。 せっかく30分かかって書いたのに。 あと、更新最中に居眠りは厳禁です。
バナーをお持ちでないリンク先様に、バナーを勝手にわりあて、 他、注意等更新しました。・・・思っていたのと色合いが違って、 何だか趣味悪いような。(とくに注意が)
拍手お礼:
さくら様。いつもありがとうございます。 バナー付け、真似してみました。他はまたそちらにて。
M☆様。いつもありがとうございます。 基本的には岬くんを格好良く書きたいんですが、 時々恋いそめにし頃、の岬くんも書きたくなります。 可愛く見えたら嬉しいです!
拍手のみの方もありがとうございました。そのお気持ちを頂いて、ますます頑張りたいと思います。
from past log<2009.1.23>
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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