新アニメについて、あくまで個人的な感想をダラダラ書いた記事です。 前回 第29話感想の記事 いよいよ、全国大会の静岡県地区予選が始まりました。 シード校の南葛中が順調に勝ち進む中、同じくシードの大友中も勝ち進んでいました。 先に決勝進出を決めたのは大友中。 そこで、準決勝を見に来て、南葛中の偵察に余念がありません。本当にすごい執念です。

 しかし、執念では負けていない人がいました。
 全国大会で2年連続準優勝に終わっている東邦学園の日向くんです。カッターシャツ姿ですが、最初カッターシャツだと気が付きませんでした。 「翼さえ止めれば…」と話す大友中カルテットに、「その翼を抑えるのが難しい」と煽ります。
 しかし、大友中には煽りでは日向くんの上を行くルーキーが。 「日向さんよ、そういうことは一度でも日本一になってから言いな」 新田くんは小学生時代に、南葛SCを率いて、明和FCを破って日本一になっているのです。 …本当に去年はどうしていたんだろう。その空白の一年がどうしても気になります。

 原作よりも、「なんだこいつ」感マシマシの日向くんの表情に笑いました。
 本当に新田くんはキャラが立ちすぎです。
準決勝ではやはり南葛中が勝ち、その結果、静岡県地区予選は、南葛中と大友中で優勝を争うことに。 決勝戦、各校の生徒が見に来ています。 男子の制服はほぼ同じですが、女子はセーラー服の南葛に対し、大友はブレザーの様子。 そういえば、部室でひとり劇場だった杉本さんもセーラー服だった。 そして、偵察も新メンバーが。 足元だけで分かるサイズの違い。
 一画面では入りきらない次藤くんと佐野くん登場です。次藤くんの衣裳は原作よりもおとなしいのに、佐野くんの衣裳は…何??

そのころ、南葛中の控室では、翼くんが新田くん対策にボランチ、ディフェンシブハーフでの出場を申し出ていました。 ディフェンス陣でボールを奪った後のカウンターを狙っている大友中。2トップですが、実質上1トップの大友中の場合、攻撃を封じるには新田くんをマークするのは正しい戦略です。 …直前でなければ。プラス、南葛中も事実上の1トップを封じられる諸刃の剣なんですよね。 この時点で、大友中のキーパーが実力者だという情報を知らない南葛中の情報不足は致命的だと思います。 以後も日本自体が情報の大事さについて疎いので、こんなものかも知れませんが。 そして久しぶりのメンバー紹介。



 …全国一のチームとは思えない雰囲気があります。 直前の作戦変更といい、本当にワンマンチームなんだな、と。



 敵の時の浦辺くんって、安定の強さなんですよね…。それが味方になった途端…何なんでしょう。
そして試合が始まりました。 翼くんが新田くんのマークに付き、攻撃は修哲トリオで。 しかしそれが浦辺くんの劣等感を刺激するのでした。 小学生の全国大会、同じ南葛SCのメンバーでありながら、優秀選手に選ばれた現南葛中メンバーに、浦辺くん達は劣等感があったのでした。 …確かに、同じくらい活躍していなかった印象があります。けがをした三人がずっと前面で頑張っていた印象が。 だから、浦辺くんは旅立つ岬くんに対しては仲間だと言い切り、最後まで見送っていたんでしょうか。 でも、修哲むかつく、はよく分かる。 この作品ではDFは目立たないですが、石崎くんと高杉くんはちゃんと目立っていました。 井沢くんはヘディング要員として頑張っていました。滝くんはしょっちゅうボールを取られていたイメージ、来生くんはほぼシュートが決まりませんでした。 …滝くんと来生くんが選ばれて、何故俺達が…となるのも無理はない気がしてきました。
来生くんはあっさりボールを取られ、大友中カルテットは新田くんにパスを送ります。 しかし、そこには翼くんが待ち構えていました。



 …ス、スタンドバトル始まった…。 と思うくらいのすごい画面です。 猛禽類対決は翼くんが制し、ドリブルで進む翼くんに対して、今度は大友中カルテットが向かってきました。 隙のない様子に、翼くんはバックパスで対応。 まわされた石崎くんも困ります。 仕方なくボール回しをする南葛に、森崎くんがアドバイスをしていて、何だか嬉しかったです。 そして、ボールを受け取った翼くんは井沢くんにパス。 ノーマークでシュートを打った井沢くんですが、あっさり取られてしまいます。 大友中カルテット&キーパーの厚い壁に、南葛中は驚きます。(だから情報収集力が…)
スタンド(別の意味の)で動揺するマネージャー三人娘に、「南葛は負けるかもしれんタイ」という声が。 ここで次藤くんと西本さんがいとこ同士であることが判明。…濃いのか薄いのかわからん家系である。 そのままちゃっかりと横(最前列)に座る次藤くん、そのまま両チームを批評します。 その言葉を受けて、登場したのは片桐さん。 翼くんの実力は圧倒的で、小学生時代にライバルと言われた選手達は取り残されたと言い、新しいライバルの登場が待たれる、と話します。ちゃんと次藤くんのことも把握しているので、その言葉には説得力があります。 「洋くん、そんなにサッカーうまかったっけ」 という西本さんの言葉に、きゃいきゃい言うかしましい娘たちと、楽しそうな佐野くんが可愛かったので、片桐さんの解説はスルーしてしまいました。

試合はますます白熱しています。 新田くんのロングシュートに対し、翼くんはよけずにボールに触れ、コースを逸らしました。その結果流血しながら楽しそうな翼くん…ホラーじみてきました。本当に日本に敵がいなくて、孤独感が増していた様子です。翼くんの孤独感が描写される度に、若林くんと岬くんの存在の大きさを感じずにはいられません。これがあの発言につながってしまうんですよね…。
クーリングブレイクがあったり、と急に今風になった後、試合再開。 浦辺くんのコーナーキックに、中山くんが合わせに来ましたが、森崎くんが前に出てきてキャッチ、
 その後は一進一退の攻防の後、ボランチに徹していた翼くんが上がってきました。攻めあぐねる修哲トリオの逆サイドからフォロー、ボールを受け取って、勢いを殺さないようにそのままノートラップでボレーシュートでゴールを決めます。 ここで前半が終了、両チーム無得点だった試合がようやく動きました。 前半終了間際で、新田くんのマークを外れて、上がっても大丈夫だという判断でしたが、なかなか得点の入らないこの試合での1点は大きいです。 しかし、このシュートはもっとも大きな意味を持っていました。ノートラップのボレーシュートに最も感銘を受けたのは、相手チームのFW新田くんだったのです。
 というところで、次回に続きます。
まあ、あまり補足はありません。 EDが素晴らしいなあ…とじっくり聞いたことぐらい。
とりあえず、とても珍しいシーンを貼っておきます。
 …ごめん。
スポンサーサイト
テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
|