新アニメについて、あくまで個人的な感想をダラダラ書いた記事です。 前回 第27話感想の記事 決勝戦が終了したので、閉会式が行われました。
 準決勝に残ったベスト4のチームが整列。…松山くん、他のチームのキャプテン達と一緒にいましたが、ふらの席で観戦でも良かったのでは。
 並び順は相変わらず謎ですが、翼くん、若林くん、岬くんの順番らしい。

 閉会式だけ別の日ということはないと思いますし、実際ユニフォームは汚れているので、決勝戦の後だと思うのですが、岬くんの顔の傷がふさがっております。さすが。 南葛SCの優勝の他、翼くんは大会最優秀選手に選ばれ、また得点王のタイトルも獲得しました。 岬くんがアシスト王で、優秀選手の発表もありました。 …若林くんといい、三杉くんといい、1試合しか出場していない選手が選ばれているんですが。まあ、純粋に力量で選んだということなんでしょうか。

 …それにしてもこのアナウンサー、ずっと翼くん呼びでしたよね。ずっと違和感があったのですが、表彰式でも言われるとさすがに…。 片桐さんの圧力説というのを薄い本で読んだのですが、いやもうそういうことにしてください。理由が分からないのは気持ち悪いので。 (その理由も相当に気持ち悪いですが)
準優勝になったものの、東邦学園からのスカウトを受けた日向くんに、他の明和メンバーも大喜び。
 小泉さん、日向くんと翼くんを両方スカウトして、コンビプレーを想定していると話しますが、翼くんに接触している様子がない模様。その状態で構想を語るし…。こんなのでスカウトが務まるんでしょうか。実は学園の創始者一族でお偉いさんとか?? 即答する日向くんの表情が柔らかくて、見ているこちらも晴れやかな気持ちになりました。
その翼くんは、優勝インタビューで、ブラジルに行くと話します。 そして、それらが終わってから岬くんと話します。この二人、決勝戦が終わってから初めて話した様子なので、それも不思議。 やはり、若林くんが妨害を…(若林くんが変に沈んだ顔をしているのも怪しいですし)




 そこへ、翼くんのお母さんが来て、ロベルトがひとりでブラジルに帰ったと言い出します。 チームの仲間に意見を求める翼くんの反応は、本当に戸惑っているのだろうな、と伝わってきます。



 追いかけたら間に合うかも、という岬くんの意見で、あねごを送って来てくれていたトラックの運転手さんが引き受けます。 …原作だと、スタンドのない普通の運動場なのでおかしくはないのですが、みんなスタンドに降りて来過ぎなのでは…。
 見守る南葛のみなさん。
 そして、また並んでおられます。ナイス改変♪
 この肩幅の差が素敵。
翼くんは空港でロベルトを追いかけます。 翼くんと出会ったことで、新しい夢を抱いたロベルト。 しかし、サッカーを途中であきらめた自分が翼くんを指導するのは…という理由に、自分も夢をもらったのだと翼くんはロベルトを必死で追いかけます。 飛び去る飛行機を見ながら、翼くんは「どうしてひとりでいっちゃうんだよ」と叫びます。 今回アニメで観て、この部分で涙が出ました。他の部分は大丈夫だったのに。 空港の場面の翼くんって、子どもらしい雰囲気なので、この小さい子が決意した思いを踏みにじったロベルトひどい、と思いました。 いや、その理由なら目の前で言えば良いのに。すでに逃げ癖がついてるよ、ロベルト。
大会から数日後、舞台は変わって南葛市。

 アパートの一室で荷物の整理をしている岬くん。

 ふと手に取ったのは南葛のユニフォーム。 荷物の中に入れる表情は複雑です。



 その頃、南葛小のサッカー部室では、南葛SCのメンバーが集まっていました。明日引っ越す岬くんのために、ボールに寄せ書きを集めています。若林くんのところには、高杉くんがボールを持って行ったらしく、「おれも旅立つ」は書かれていました。



 しかし、中央に書かれるべき翼くんのメッセージが書かれていません。翼くんはロベルトの件がショックすぎて、みんなの前に出て来なくなってしまっているのです。 そして、彼らが外に出たところで、「南葛東町」バス停でバスを待つ岬親子を発見しました。 大荷物を背負った岬くんに、今日が引っ越しだということに気がついたのでした。 「みんなに会うと、また別れがつらくなると思って」と岬くん。 「水くせえぞ」と石崎くんが怒るのも当然。南葛小のサッカー部室では、浦辺くんが「岬は俺たち南葛SCの大切なチームメイトだからない」と言ったように、ほかの小学校からもみんな集まってきてくれていたのです。 原作では、南葛小だけの見送りのところが、南葛SC総出のお見送りに。ナイス改変です。




 次のバスまで15分と分かって、翼くんにボールを持って行く石崎くん。 一方、修哲カルテットは若林くんを呼びに行きます。翼くんの家はバス停の左側、若林くんの家はバス停の右側にあることが判明。 若林くんの家は進行方向にある様子。岬くんは「みんな…」と戸惑っています。 石崎くんは翼くんの家に行きますが、家にはいないとのこと。翼くんは河原でロベルトノートを見つめていました。
この場所、岬父が絵を描いている横で岬くんがボールを蹴っていた河原ですよね。 そんなに近かったんだ…という印象です。 石崎くんがその河原まで走ってきて、翼くんに岬くんのことを伝えます。翼くんは慌てて走り出し、石崎くんはボールを持って後に続きます。 そうこうしている内に、バスが到着しました。

 さっきはうそをついて去って良いのか、とか言っていた岬父ですが、さっさとバスに乗り込み、待つ気はない様子。 浦辺くん達の視線を感じながら、岬くんは「翼くんにもよろしくね」とバスに乗り込みます。






 しかし、浮かない表情の岬くん。

 何気なくバスの窓を開けると、後ろから声が。


 バスを追いかけて走る翼くんと石崎くんに気付く岬くん。


 石崎くんが上げたボールを、翼くんがバスに向けて蹴り出します。
 そのボールを受け取り、「全日本でもコンビを組もう」というメッセージを読んだ岬くんは笑顔になります。







 あまりにも可愛いので、画像がたくさんです。…ジブリとかを連想する可愛さでした。
岬くんのバスが去っていくのを見つめる翼くん。 「岬も旅立っていったか」 と翼くんに声をかけたのは若林くんでした。

 その言葉の意味を尋ねた翼くんに、若林くんは自分がドイツに渡ることを話します。



 全日本サッカー協会からの話で「来年の春から2年間、その後も」 という見上さんの話に、こっちまでそうなのか…と思いました。 まあ、西ドイツがドイツになっていたことが一番なるほど、でしたけど。 見上さんとロベルトも、見事な対比になっていますよね。 子どもの内は、家族は一緒に暮らすべきだと考えたロベルト。 落伍者の自分では、翼くんの指導ができないと考えて身を退いたロベルト。 若いうちに世界に出るべきだと考えた見上さん。 自分が指導者の勉強をする一方で、若林くんも連れていき伸ばしたいと思った見上さん。
ドイツに行く前に、もう一度勝負をしてほしいという若林くんに、翼くんは快諾します。

 そして、数週間後、二人は一対一のPK勝負を行いました。

 翼くんのシュートは若林くんの手をすり抜けてゴールポストに当たったものの、




 翼くんは跳ね返ったボールをオーバーヘッドキックでゴールを狙いに行きます。
 しかし、そのシュートも若林くんがしっかりキャッチ。




 若林くんの勝ちを讃える翼くんに、若林くんはまぐれだと謙遜。…成長したものです。

 プロになるまで帰って来ないと語る若林くんに、翼くんは南葛中に進むことを告げます。
 喜ぶ南葛メンバー。翼くんは南葛中で戦い続けて、ブラジルに行くと話し、若林くんは旅立っていくのでした。


そして、物語は3年後に飛びます。
豪華なビルの豪華なオフィスで、ノートパソコンを見ている片桐さん。

 小学生の決勝戦後、見上さんと話している場面が少しだけ映っていた片桐さん。
 見ている画面は、若林くんの活躍です。二軍の正ゴールキーパーに近づいているそう。
 …カッコイイ!!! そして、ほかのデータを見始める片桐さんですが、南葛中のメンバー一人ずつフォルダがあります。 学くんのフォルダはあまり役に立つことはないのでは…。 ということで、やっぱり謎の人です、片桐さん。
その南葛中では、始業式の様子。
 3年になったサッカー部の面々が制服姿で石崎くん、来生くん、井沢くん、滝くん、高杉くんと順番に出てきます。


 そして、おとなしくなった早苗ちゃんも。
 …違和感がすごい。 ほかにも森崎くんや岩見くんもいます。
大友中に進学した浦辺くん・岸田くん・西尾くん・中山くんと一緒にいるのは八重歯の学生…。



一方東邦中では、日向くんがキャプテンになっていました。そのゴールを守るのは若島津くん。

 サッカー部のもとに、小泉さんが新入生を連れてきました。
 少し大人っぽくなった沢田くんですが、その目の形や学生服のせいで、皇国の守護者の主人公を思い出しました。 …鬼畜つながりか。 現在、全国大会2連覇中の南葛中に対し、東邦中は今年こそ打倒南葛を誓います。
その南葛中にキャプテンが帰ってきました。もちろん翼くんです。

 こうして、小学生編が終わるとともに、中学生編が始まったのでした。
ここからはダラダラと感想を。 岬くんの転校。南葛に未練を残す岬くんの姿が切ないです。 そして、翼くんに対して、よろしくと伝えながら、若林くんには言わなかった岬くん。 原作では、出発前に会うのは南葛小メンバーなので、翼くんだけに伝言というのも納得なのですが…。 アニメでは、その部分が改変で、南葛SCメンバーと会っているのに、翼くんだけに伝言を依頼するのが変な気はします。 あと原作では、石崎くんが若林くんのところに岬くんのフライング引っ越しを伝えに行くので、動揺している若林くん、感慨にふける若林くんという場面があるので、その部分カットは残念です。 ただ改変の結果、若林くんも引っ越し当日には見送りに行くと約束していて、前日の南葛小に行かなかったのは、恐らくまだ足の調子が悪いためなので、当日井沢くん達に呼ばれて、あの時間に来たのは、相当急いで駆け付けたのだろうと思います。翼くんには言いにくいとは思いますが、見送りしたかったんだろうな…と思ってしまいます。足が治っていなくても、岬くんには会いたかった認定をしても良いですか?? あと、高杉くんが若林くんに寄せ書きボールを持って行ったことで、アニメ世界では、見上さんにドイツ行きを持ち掛けられたのは、あの見送りより少し前と決定。…若林くんのカミングアウト順は岬くん(曖昧ですが)→翼くん→修哲含むその他。 …あんまりではないでしょうか。
そして、岬くん案件その2。 お母さんが来ていたことを岬くんは気づきませんでした。岬くんに声をかけずに帰って行ったからです。 これは、「ボクは岬太郎」フラグ…しかも、中学生編に突入した以上、若林くんとの再会時に語る内容ということで期待して良いんですね!! それにしても…前回・今回と岬くんの作画はきれいでしたが、お母さんにはあまり似てないんですよね…。 少し垢抜けた感じのする、少年らしいけど、影があって、印象的だという意味で、ふくやまけいこさんの薄い本に載っていた岬くんを思い出しました。絵柄的にも。
そして、翼くん。小学生編が彼の子ども時代の終わりなんだということを強く感じました。 ここからストイックすぎるサッカーサイボーグの翼くんがラスボスという物語が始まると思うと本当に切ない。 若林くんや岬くんの物語と別れた時に、孤独な戦いを強いられることは決まっていたんでしょうけれど。
あと、岬くんの旅立ちに、若林くんも自分の旅立ちを翼くんに告げ、そして戦いを挑みました。 見上さんが研修を言われたのが、来年の春ということは、若林くんの出発はそんなにすぐではないはずですが、若林くんはあえて足が治ってからすぐの対決を望みました。 岬くんがいた期間は、二人は味方として戦いましたが、岬くんが去って行ったと同時に再びライバルに戻りました。 そして、二人の子ども時代は終わり、次の道を決めて進み始めました。 そう思うと、岬くんのいた時期は短いですが、二人にとって人生を変えた夏でした。 もちろん、岬くんにとっても。 (特に今回のアニメでは最初クールというか感情の乏しい子だったので、最後の方の熱さが印象的でした) そういう経緯があるので、若林くんにとっては黄金コンビは味方、なんだろうと思います。翼くんはライバルですが。 まあ、岬くん好きなだけかもしれませんが。(前回の見つめ合いがすごすぎて、色眼鏡なしでは見られないんです) 先日、ライジングサン 79話記事で触れた通り「うちの黄金コンビ」発言とリンクして感じられるのも大きいです。
さて、今回気になった画像。 似ていない親子を見比べているようにしか見えない浦辺くん。


もうすぐ炎上確定の全国大会の役員さん達。

石崎くんが書いたに違いないドア。

今回で小学生編が終わりかと思うと、とても寂しいです。 毎週若林くんと岬くんと会えるという夢のような期間が終了してしまいました。 来週からも視聴しますし、感想記事も書きますが、たぶん画像なしになります。 いや、翼くんの回想では夫婦のように並ぶ二人が見られますから、それは掲載すると思いますが。 あとは、再会シーンがとにかく楽しみです!!
それにしても、EDの合唱…感動が一気に笑いに。 中学生編もこれがあるかと思うと、楽しみなようなそうじゃないような。
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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