原作の最初から、違う作者が描き直している作品『キャプテン翼 KIDS DREAM』 (こちらの記事で紹介しています) 掲載誌の「最強ジャンプ」が隔月刊で、よく買い逃してしまうのですが、今回は買えたので、感想記事を。 今回は、南葛小と修哲小の対抗戦の途中から。 アニメでは少し前になるので、何だか懐かしい気がしながら、読み始めました。
今回は、翼くんのゴールが決まり、南葛小が1-1の同点に追いついたところから。 (一応説明すると、1点リードした修哲小のとりかごに対し、石崎くんが果敢にチャレンジ、ボールを奪ったところからの翼くんのシュートという流れです) そこで試合は終了、決着は延長戦へ。 勝負は終わった、負けたと放棄する気の若林くんが、見上さんの鉄拳制裁で吹っ飛ばされて更生する一方、 南葛小サイドでは、石崎くんが捻挫をしていることが判明。 11人しかいない南葛小(翼くんが転校して来なければ、試合すらできていなかったことになりますが…)、その戦いぶりに感銘を受けた浦辺くんと岸田くんが出場をめぐって争いますが、そこに居合わせたのは、石崎くんの怪我に対して、スタンドから現れた一人の少年、
 そうです岬くんです。 二人を抜いて、堂々と出場権を獲得した岬くんは、翼くんに対して、ボールを預けた後は前線にいるように頼みます。そして、その言葉通りに、岬くんはドリブルで修哲陣を突破してきて、翼くんにパスを出すのでした。 そこから、二人の攻撃が始まります。 しかし、翼くんとの勝負に固執するのではなく、チームのキャプテンとしてプレイし始めた若林くんは、チームとしてそれに対応して、延長戦前半を守り切ります。
延長戦後半が始まり、修哲のコーナーキック、そこに現れたのは、オーバーラップしてきた若林くん。 滝くんからのパスを受けて、ゴールを決めました。 そして、1点のリードに対して、とりかごではなく、更に攻めるように指示を出します。 一方、途中から出場した岬くんは、自分のせいで負けたと思われたくないと、修哲のシュートをカットし、ドリブルで攻め上がります。 そして、翼くんへのセンタリングに、若林くんが身構えたところで、翼くんがリターン。岬くんのダイビングヘッドに若林くんが反応したところを、
 更に岬くんが翼くんに折り返して、翼くんのダイビングヘッドが決まる、
 という心理的攻防の結果、南葛小が同点に追いつきました。 その後も激しい攻防は続いたものの、なかなか得点ならず、同点のまま試合時間あと10秒のところで、ボールを奪ったのは岬くん。ゴール前に上がったボールに、翼くんが飛びつきます。一方、若林くんも反応しており、翼くんがヘッドで決めようとしたボールを若林くんがキャッチして止めたところで、試合終了。 対抗戦は同点に終わり、翼くんと若林くんの勝負も引き分けに終わったのでした。
対抗戦が終わって、南葛小の練習。修哲を破って全国大会出場、という希望に対し、石崎くんは南葛市が選抜チームを作るという話を持ってきます。 楽しみだという翼くんに、岬くんもうなずきます。そして、全国大会に「皆」との再会を期待するのでした。
一方、場面は埼玉県に。 そこでは、相手チームを強引に突破する日向くんの姿が…というところで、次回に続きます。
ここからはダラダラと感想を。 隔月刊、全然入手できないまま、もう4話です。 せめて、デジタル版があればよいのですが、対象年齢低めの雑誌なので難しいようです。 ですが、12月にコミックが出るので、そちらは何とか入手したい。
もちろん、例のシーンが見たいから!!
まあ、それはともかく。この連載の岬くんを見るのは初めてなのですが、第一印象は「小学生男子だ!」。 顔つき、雰囲気が小学生男子なんです。若林くんも。 原作と見比べながら読んだのですが、中学生以上にしか見えない原作若林くんに対して、幼い気がします。 また、こちらの岬くんが男子っぽさが漂っているのに対し、原作の岬くんは小学生男子っぽさに欠けます。 笑顔も優しくて中性的だな、と思いますし、儚い感じが漂っているな、と改めて感じました。 それに比べると、今作の岬くんは単独で主人公を張れそうな少年っぽさと力強さがあります。 「アハハ」って笑いそうなんです。…松山くんか!そして、年齢は小3位に見えます。
正直に白状すると、原作と読み比べていると、確かに一度描かれたものを元に再構成しているので、読みやすいは読みやすい気がします。ただ、途中から原作ばかり読んでしまっていました。 やっぱり迫力等は原作の方があるのと、不敵な笑みの似合う岬くん(小3)に慣れないので…。
ただ、若林くんにも迫力が抜けて、ただのイケメンになっているのは、興味深い現象だと思いました。

とりあえず、コミックを待ちたいと思います。感想はそれから。
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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