新アニメについて、あくまで個人的な感想をダラダラ書いた記事です。 前回 第25話感想の記事 小学生大会決勝戦、南葛と明和の試合は試合時間中には決着がつかず、延長戦が始まりました。 ケガの重い若林くんを舐めてかかってロングシュートで挑んだ日向くんが、シュートをキャッチされた上に怒りを買う、という前回のおさらいから始まりました今回。 タイトルだけで、ネタバレ感半端ないのですが。
35度の猛暑の中、激しい攻防が続きます。 ロベルトにしっかりテーピングしてもらった翼くんは明和スライディング部隊も躱して進みます。 …だから、この試合の審判は何やっているんだろう…。(3度目) 翼くんのロングシュートに、若島津くんが反応しますが、これはロングシュートと見せかけた岬くんへのパス。
 それにも若島津くんはターンして対応します。
 さすがに同じ失敗は繰り返さないもよう。(むしろ、攻撃の方が両チームとも単調になって失敗を繰り返している感があります)
 ゴールキーパーが阻止するだけでなくキャッチすれば、自動的にチャンスはそのチームに移ります。 カウンターアタックで南葛ゴールに迫る明和FW陣。
 待ち構える若林くんも気合が入ります。


 対抗してジャンプ、ワンハンドでボールをキャッチするという堅実な守備。とんでもない握力があればこその技ですが。


 若島津くんが派手な技が多い分、若林くんの堅実な守りが目立ちます。 ストライカーもゴールキーパーもタイプの違う両チーム、本当に目が離せない戦いです。
 (でも、煽るのは圧倒的に南葛サイド。これは何なんでしょうね…)
石崎くんがボールを奪って、ゴール前にパス。

 それを岬くんがスルーして、ボールは翼くんに。 翼くんのジャンピングボレーシュートに対し、若島津くんが両足でブロック。


 両足でブロックして今度は両手でキャッチ。


 …足の長さをいかした華麗な守備です。このシーンがすごすぎて、何回も見てしまいました。 この試合、そういうシーンが多くて、30分番組ですが、毎回2時間位かかります。本当に楽しい。
激しい攻防の中、ボールは岬くんに。



 また足が! …今回は足首に近いところのようなのですが…岬くんの負傷個所って、結局どこなのか分かりません。



 心配の声が飛び交う中、岬くんに迫る明和スライディング部隊。




 翼くんをフリーにするために、明和スライディング部隊をひきつけて、犠牲になる岬くん。
…いや、審判、いいかげん仕事しませんか。 南葛チャンスだからって、流しちゃダメでしょう…。 ケガしている人をスライディングしに行っているって、悪質以外の何物でもないですし。 4人ともレッドカードが相当だと思います。 この辺りが、昭和感が漂っているので、立派なスタジアムでこの内容だとすごく違和感があって、この後審判や大会が糾弾されるんじゃないかとハラハラしました。今だったら間違いなく炎上しますし。
岬くんからのラストパスに、翼くんはオーバーヘッドキックでゴールを狙います。
 ボールに謎の回転がかかり、若島津くんの手をすり抜けて、ボールはゴールへ。しかし、それと同時に前半終了のホイッスルが。
 審判の判定は、前半終了後のゴールという認識で、ノーゴールに。 …久しぶりに出てきたらそれか。 最初の方で、明和びいきじゃないかと疑いをかけていましたが、それ以上のうさん臭さ。 もう、炎上しちゃえ。 (逆に、実況者は南葛びいき。日向くんにいちいちひどいことを言っていて、こちらもついでに炎上すれば良いと思います)
落胆気味に引き上げていく南葛チーム。 岬くんは翼くんに肩を借りていきます。



 それを眺めている日向くんが印象的です。 やっぱり、岬くんのことを心配していて、でも絶対言えない。 それなのに、岬くんには10話からずっと邪険にされているんですよ…。 ひどすぎる。 (日向くんへの愛のない対応に沢田くんが憤って…とか連想しそうになりましたが、やめておきます)
アイキャッチは若林くん。 確かに今回は若林くん回。岬くん→若林くんと続くと、つい原作の背表紙を連想してしまって楽しいです。 延長戦後半スタート。 心配そうな翼くんに、岬くんは「はじめてプレイしたのも延長戦だったね」と話しかけます。 その言葉に、岬くんとの最後とのプレイになるかも知れないと感じたのか、翼くんも深くうなずきます。 後半に入っても、試合は一進一退。 翼くんがシュートすると若島津くんが止め、
 日向くんがシュートすると若林くんが止める。
 「ブラジルに行きたい!」翼くんと
 「東邦に行きたい!」日向くん。
 いちいち対比なのが面白い。 翼くんをフォローしないと、と思いながらも動けない岬くんに対し、 時々疲れる日向くんにむしろ𠮟咤激励する沢田くん。 ここも良対比かも知れません。 日向くん、私も忘れていましたが、この試合の直前まで寝込んでいたんですよね…。 試合中も色々考えることがあって、オーバー気味なのか、表情にも余裕がありません。 それなのに、沢田くんや弟妹に追いつめられて…。

 岬くんも冷たいし。
ボールを受け取った日向くんは、オーバーヘッドでシュートを狙います。
 対する若林くんは、もう1点もやらないと決心しています。






 ボールをキャッチした若林くんはその勢いでゴールポストに当たります。それでもボールを放さず、ゴールを守り切りました。 「守ったぜ、みんな」 わあああ!!!!私の中で、大観衆が歓声を上げていました。かっこいい。 物語の流れは日向くんが持って行っていたのに…それでもゴールを許さない若林くんの守備力、恐ろしい。
その結果、延長戦では決着がつかないため、試合は再延長戦に。 もう、この大会運営はここまでの展開ですでに炎上していると思いますが…この状況も更にひどい。
 岬くんが○| ̄|_になっていますし。 そんな中、スタンドに現れた一人の女性。
 こんなシーンあったっけ…と思いましたが、もちろんオリジナルですね。
 今回のアニメの岬くん、髪の色がお父さん似ですね。目の色は…お父さんの目が豆粒なので、分かりません。
 この時の岬くんが少し元気そうなので安心しましたが。 (少し前に来ていたら、犠牲になっている姿を見るところでしたよ、お母さん)
翼くんのお父さんが洋上で試合に思いをはせている内に、スタジアムの上空には雲が。 いきなり降り出した雨に、みんな楽しそうです。 立派なスタジアムなのに、みんなフィールド上で休憩しているのも変な光景なのですが、(控室もあるのに)でもこの風景は何だか可愛くて和みました。



 雨のおかげで試合が中断、少し元気の出たみんなは集まって話しています。



 若林くんも少し休めた様子。 その隣の石崎くんはリラックスし過ぎですが。



 話は自然と決着がつかなかった対抗戦の話題に。 本当に仲良くなったものです。
そして岬くんが合流。
 迷惑をかけてしまうのではないかと心配する岬くんに、「翼くんは岬くんがいなくちゃムリだよ」と説得します。
 そこへ若林くんも入ってきて、「確かに」と岬くんの説得に加わります。
 …原作では「そうだ、岬」が入るのに。でも、普通にすっと入ってきて、この3人の普段の距離感を思わせるというか。
 若林くんの作戦は、再延長戦の前半5分は二人を休ませて守備に徹し、後半5分で攻撃を行う、というもの。 その説得の後の岬くんの表情がやけに明るいのが気になりますが。


 原作では、岬くんが自信なさげに、でも頑張ろうとする気持ちが感じられる表情なだけに、ちょっと違和感がありました。 あと、3人と他のメンバーとの距離もありすぎて、若林くんの指示がとても遠い感じになっているのも。 ここは、原作イメージに脳内で置き換えておこう。
そして始まった再延長戦。 三人がかりで日向くんを止める南葛DF。

 …ラグビーか。 しかし、ボールを得た南葛が攻めてこないことに、明和側は不審に思い始めます。 その間もゴールを守り続ける若林くんですが、足の痛みが再発します。それでも前半は守ろうとする若林くん。本当に漢です。
 守りに徹する南葛の様子に、若島津くんが南葛の作戦に気付きます。


 気付いてすぐに日向くんに知らせる忠犬のような若島津くん。
 バレたか、と煽った二人は
 吹っ飛ばされました。 日向くんのシュートに備える若林くんですが、日向くんはシュートを打たずにパス。
 そこには若島津くんが走り込んでいました。


 しかし、ロングシュートを許さないのは若林くんも同じ。


 がっちり守り切ります。 むしろ、キーパーの取りにくい左下を狙ってくるだろうという予想までしていました。さすがです。


 再延長戦前半を守り切った若林くんの視線の先には、黄金コンビ。
 「翼、岬、前半は0点におさえたぞ」

 いよいよ、試合は再延長戦後半へ。
ここからはダラダラと感想を。 若林くん回です。若島津くんもすごいゴールキーパーですが、ところどころに格上感を出してくる若林くん。 再延長戦の前半というところで、やはりチームをまとめてきました。 本当に、若林くんがいて翼くんがいる南葛って、それだけでもラスボスだと思います。 (更に岬くんまでいるし)
若島津くんもすごかったです。 若島津くんの声優さん、前のクールで気になっていたので楽しみにしていたのですが、周囲からは「イケメン声」という情報しか聞いていなかったのですが、今回かなり骨太な若島津ですよね…。今回の「きえええ」も良かったですし、小学生若島津くんってやっぱりすごいキャラクターだな、と思いました。
そして、私的には原作のこのパートで岬くんを信頼して、再延長戦後半を託す感じが大好きなのですが、それは少し物足りなかったかな、と。 「若林くんに励まされたので、ハイになっている岬くん」という解釈もできなくはないのですが…。 でも、若林くんに説得されなければ、岬くんが再延長戦に出ることはなかったと思っています。 この次の回で、岬くんが倒れた時も、若林くんが信じているというシーンも大好きです。 若林くんの強い信頼感があっての出場だと思うと、本当にこの二人の間の謎の信頼感って何だろう、といつも思います。 (そしてときめきます) 今回も、岬くんがしゃがみ込んだ時に、若林くんも大写しになっているのですが(原作も)翼くん、井沢くん、浦辺くんは近くにいそうなんですけど、若林くんだけ遠いんですよね…。 やっぱり原作自体が源岬なんですよね…。
今回の気になった画像。 グラジャンつながりで、本宮先生風の若林くん。

雨の後のシーン、


 すごく後ろを向いている若林くんですが、後ろでは岬くんの治療をしているんですね。 …見すぎじゃないですか。

 3m位飛んだ上、足伸びすぎな若林くん。都市伝説のスレンダーマンのよう。
最後、ウルトラマン太郎。(最初のヘディングシーン、どんどん近付いてきて、ウルトラマンを思い出しましたとも)




 今日、お母さんは出てくるは、説得シーンあるは、で重要回なのですが、その割に作画が…。 お母さん似の岬くんが見たかったです。
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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