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今日のきみとぼく
源岬への愛だけで構成されております。
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愛してると伝えた。
※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。

診断メーカーの愛してると伝えたらを試してみました。

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【源岬の場合】
愛してると伝えた。相手はつまらなさそうな声ではいはいと答える。その態度に腹が立ち本気なんだけどと声を荒げてみれば相手もまた照れてるんだと大きな声を出した。
https://shindanmaker.com/585979
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「お前のことが好きだ」
こうして口にするのは何度目だろう。
「…わかったよ」
声の通る岬にしてははっきりしない、冴えない声だった。

 さっきまでサッカーの話をしていた時には、会話は盛り上がっていた。岬も目を輝かせて、楽しそうだったのが、今は見る影もない。この話になってからは、至って静かだ。
「本気なんだぞ」
つい声を荒げた俺に、岬は静かに応える。
「…聞こえてるよ」
この話をすると、いつも岬は不機嫌そうに見える。言葉少なに下を向き、目を合わそうとしない。
 それでも嫌いだとは言わないし、相変わらず俺に会いに来てくれる。
 だから俺はあえかな希望を捨て切れず、思うことをやめられない。
「岬…」
耳元に近付いて囁くと、岬はうるさそうに手で払い除けるような仕草をした。
「…もう、好きだよ。はっきり言わせないでよ、ばかっ」
そう言って、岬は突っ伏してしまった。顔は手の平で隠されてしまったが、隠し切れない耳は本当に真っ赤になっていて、我慢できない程、可愛かった。

(おわり)

拍手ありがとうございます。
岬くんが恥ずかしがっていることをまったく察しない若林くん、になりました。
分からないのに自信満々というのも、若林くんらしい気がします。
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