新アニメについて、あくまで個人的な感想をダラダラ書いた記事です。前回 第2話感想の記事 第3回は、翼くんの部屋から始まります。 カーテンと布団は原作のままですが、ボール、タペストリー、ポスター、ミニフィギュアにユニフォーム、目覚まし時計までサッカーボール模様…小学生にして、やはりとんでもない部屋です。 そこに起こしに来るお母さん。 ロベルトも現れます。ロベルトが一緒に住むことになって嬉しい翼くんですが、その理由が気になります。そこでお母さんは、お父さんからの手紙を取り出しました。 翼くんに本場のサッカーを知ってほしいとロベルトをよこしたとのことですが、本場過ぎやしませんか!?見上さんを雇っている若林家もすごいですけれど。 そして、ロベルトは夜中の2時に来るという不審者ぶりで、(これは原作通りですが)…もう何回通報されたのかと心配してしまいます。収監されていたんじゃないですよね!? ここで、学校の話が出ていたのが、ポイントです。 「予定していた修哲小じゃなくて、南葛小にするので、大変だった」 とお母さんが言っています。…ですよね??ロベルトをよこすぐらい、サッカー教育に熱心な大空家です。何も理由もないのに急に引っ越してくるのは変ですものね。ということで、全国大会優勝の修哲小に転入予定だったわけです。 (そのために引っ越しと考えると、すごいな大空家) どうでも良いことですが、翼父も字が汚いのがすごく気になりました。若林くんの判定結果をぜひ知りたいところです。 あと、ロベルトのスーツ、いつも着ているあれが、本当はちゃんとしたスーツだったんだ…と思いました。何があったの、ロベルト。
そして、翼くんは対抗戦の練習のために、例のグラウンドへ。グラウンドにはすでに、南葛小のサッカー部が集まっていました。 一方、若林くんは小川のある茶畑の横をランニング中。

 今日は緑と黒のジャージ姿です。帽子とシューズが赤で、原色尽くしですが、とても似合っています。 家を出る時、若林くんは見上さんに声をかけられました。 「傷の具合はどうなっているんだ。今日は休めと言われたはずだぞ」 見上さんが止めるのも無理ありません。若林くんは頭に包帯を巻いています。(今回、ずっと包帯を巻いたままです) 「俺は負けたんです。大空翼に」と答えます。全国少年サッカー大会に無失点での優勝をした自分に、甘えていたのかも知れません」
 「あまり思い詰めるな」 「そんなんじゃありません。あいつのシュートを止めない限り、去年の優勝なんて何の価値もない」 見上さん、若林くん家に滞在しているのでしょうか???(練習でなくても現れるとは) という私の疑問は置いておいて、若林くんは走り続けています。

さて、例のグラウンドでは南葛小の練習スタート。あまりにレベルが違い過ぎて、本当に大変。石崎くんの勢いだけキャラっぷりがすごくよく分かります。 練習もひと段落したのか、みんなで車座になって話しているシーンに。いきなり現れたすごい転校生の翼くんに、みんな興味津々です。 石崎くんは、翼くんの名前を聞いたことがないことが不思議そうです。確かに、全国レベルの実力でしょうし。 原作では、サッカーが流行っていない時代で、誰もサッカー友達がいないという設定でした。でも、今回のアニメの舞台は現代。理由は当然変わります。 ・サッカー部はあったけれど、強くなかった。 ・みんなサッカーが好きというよりは、シュートを打ちたいだけだった。 ・練習がきついと言って、すぐにやめていった。 …修哲に転校することにした理由がよく分かります。南葛のみんなへの接し方と比較するに、この時期の翼くんは、周囲にサッカーが好きであることを求めていたようです。南葛のみんなは、技量はともかくサッカーが好きなのは間違いないですから。
と、そんな話をしているところに、誰かが現れました。 グラウンドに現れたのは、浦辺くん率いる西が丘小学校のサッカー部。わざわざ隣の町から来てくれた様子。今では、石崎くんと並び称される解説役の浦辺くんですが、登場時は石崎くんよりもずいぶん立場が上でしたね…。 試合を申し込まれたから来てやったという浦辺くんに、南葛チームは大慌て。そこへロベルトが来て、朝に翼くんに言っていたプレゼント、が練習試合だと分かります。 学くんたちの会話で、ロベルトの知名度が高いことも分かりました。すごい日系選手が登場して、マスコミで話題になっていた…んだそうです。へえ。
試合の話がついたところで、両チームミーティング。 そこへ若林くんが通りかかります。グラウンドの上側に道があり、そこで目に留めたようです。
 あと、走っている雰囲気からすると、結構距離があるように思います。とりあえず、若林くんはそのまま様子を見ることにしました。
さて、新生南葛小の初試合、ロベルト監督の初作戦は「キャプテンが声を出す」。…作戦じゃありません。ロベルトとしては、みんなの実力を見るために、練習試合を組んだだけですので、ありのままが見たいのです。 ただ、ロベルトは翼くんに声を掛けます。 「ボールは友達だ。お前に遊んでくれるのをボールは待っている」 「ボールは友達」という言葉に、「友達を蹴るのか」というツッコミがありますが、これは何よりのアンサーだと思いました。サッカーボールにとって、蹴るのは遊んでもらうことなんだ、というのは分かりやすいです。
そして、試合開始。 南葛小のメンバーのポジション、アイコンと名前が順番に表示されます。FWの二人以外、みんな(´・ω・`)顔なのが、ちょっと面白いです。このシステム、毎回してくれるのかな??

 キックオフは西が丘小。この試合、審判まで用意してあり、なかなか本格的です。ユニフォームが揃っている西が丘小に対し、南葛小はバラバラでビブスのみ。…これだけでも、レベルの差が推し量られますが、さて。
最初から、石崎くんのタックルをかわし、絶好調の浦辺くん。そのドリブルを止めたのは翼くん。 ところが、自ゴールに逆走、慌てる石崎くんをよそに、立ち止まると超ロングシュート。 それを上から見ている若林くんの心底驚いている顔がちょっと面白い。(作画の関係か、いやそうに見えるんですよ)
 (原作では、この後にグラウンド横に登場のため、この辺りはアニメ独自のアレンジなのでしょう)
初得点に喜ぶ南葛小チーム、対して西が丘チームは思わぬ新人に焦りが隠せない。何しろ、修哲に0対30で負けた南葛チームです。翼くんの姿を目に留めながらも、まあ大したことはないだろうとたかを括っていた訳です。前回でも話が出ていた通り、うまい人は修哲に行くのでしょう。(隣町はその影響はあまり及んでいない??) 翼くんの初得点に対し、ロベルトが今回は南米ノリではなく、親指を上げるだけのリアクションなのが、今日は「ロベルト監督」であることを表しています。将来、ブラジルチームの監督として、翼くんの前に立ちはだかるロベルト監督の資質の一端が表れていて、面白いと思いました。 続いて、翼くんがもう1点奪取、焦る浦辺くんが翼くんを回避しようとします。ところが、翼くんは岩見くんを巻き込み、パスプレーでゴール前までつなぎます。ボールはフリーの石崎くんへ渡りますが、シュートはゴールキーパの正面で、得点はなりませんでした。 ですが、そのころから、南葛チームはみんなが積極的に攻撃・守備に参加するようになり、動きも活発に。 それを見ている若林くんは、ゲームメーカーとしての翼くんの評価を改めます。 しばらく経って、得点は、南葛小4-2西が丘。 「そいつだ!そいつ一人だけをマークすればいい!」 と浦辺くんの檄がとび、翼くんは3人に囲まれることに。だが、ボールを回すことが可能になった南葛小、つなげたボールは翼くんのもとへ。そこへ走り込んできた石崎くんに、翼くんからのセンタリング。石崎くんがヘディングシュートを決めて、浦辺くん達は大ショックを受けます。 そこで試合終了。南葛チーム喜びすぎです。「俺たち勝っちまったぞ~」の台詞がリアルに面白いほど。
試合の行方を見た若林くんは「対抗戦楽しみにしているぞ」と思いながら去って行きます。

原作の3話を分割して、3・4話にするらしく、今回は西が丘小学校との練習試合まででした。本当にじっくりと話が進んでいるのが分かります。…このペースでいつまでやってくれるのか、気になります。 若林くんが練習試合を見ているのは原作通りですが、モノローグや見上さんとのシーンが増えて、若林くんの余裕のなさが強調されていました。 個人的な印象からすると、見上さんの猛特訓を受けてから、少し自分を取り戻している感じですので、少し早いかな…というモノローグがありました。(今回、若林くんは走っていただけですので、自信回復の説得力がない)そういう意味では、今回のアニメの若林くんは原作よりも少し冷静なのかも知れません…。
あと、特段書くまでもないのですが、エンディングを見ながら思ったことを。 今回のアニメは翼くんが髪の色が茶色、岬くんが黒髪のなんですね…。確かに、三杉くんと差別化しないといけませんから、仕方ないのかも。黒髪のせいか、すごく色白に見えます。とりあえず、本編登場が楽しみです。
次回 第4話感想の記事
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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