グラジャンの連載について、あくまで個人的な感想をダラダラ書いた記事です。 前回 2号の記事はこちら。 いよいよ試合開始です。(先週の大ゴマで入場していたらしい) 両チームのスターティングメンバーは以下の通り。 【ドイツ】 GK : ミューラー(負傷中) DF(センターバック) : タイガーボラン ・ マイヤー DF(サイドバック) : マックス ・ マガトゥー MF(アンカー) : カルツ(負傷中) MF(ダブルボランチ) : シュミット兄弟 MF : シェスター FW : シュナイダー ・ マーガス
シュナイダー(父)が言っていた通り、守備重視の布陣です。
【日本】 GK : 若林 DF(センターバック) : 井川 ・ 曽我 DF(サイドバック) : 三杉 ・ 早田 MF : 翼(トップ下) ・ 岬(サイド) ・ 葵(サイド) ・ 松山(ボランチ) FW : 日向 ・ 若島津
日本は、対ドイツFW陣対策のDF陣(中央が井川・曽我の長身コンビで、サイドが三杉・早田の曲者コンビ)で、MFは攻撃が黄金コンビであと二人が守備的、FWが長身の東邦コンビという守備重視の布陣です。(たぶん、黄金世代全日本の歴代の試合で、一番平均身長の高いスタメンでしょう) ちなみに、二人が並べてあったので、紹介しておきます。(前にも載せましたが)

両チームとも守備重視で、敵の隙やカウンターを狙う展開になりそうだという分析がなされたところで、試合開始。
ドイツボールから始まった試合、シュナイダーがいきなり直線的ドリブルを始めます。 早田くんの「おめェは日向小次郎か!?」が何気におかしい。 それに立ち向かうのは、翼くん。 またシュナイダー無双か、と思いきや、吹っ飛んだのはシュナイダーの方、 と見せかけてのボールをわざと浮かせるシュナイダーの作戦でした。 シェスターが拾ったボールをシュナイダーにパス、いきなりのジャンピングファイヤー。 試合開始直後のシュートに、若林くんはすでに臨戦態勢。 というところで、次回につづきます。あ、たぶんこれ大丈夫なパターン、とか思っても言っちゃいけませんよ。
さて、2号から新連載となった『そしてボクは外道マンになる』。前回から取り上げていますが、何故かと言うと…。 2回目となる今回、平松先生の仕事場に編集者が新しいアシスタントを連れて来ます。 そして登場したのが高橋陽一先生!(当時19歳) アシスタントの仕事の後、起きて自分の漫画の案を練っている高橋先生に、平松先生が「見てやろうか」と声をかけます。 そして、高橋先生が見せたのが「キャプテン翼」のネーム(大まかなコマ割りやセリフが描かれたもの)でした。 スポーツ漫画といえば、梶原一騎の根性と努力、熱血漫画に熱狂してきた5歳上の平松先生には、「ボールはともだち」という発想はとても新しいものに映り、新しい漫画の到来を感じずにはいられなかった」のでした。 『そしてボクは~』では、アシスタントと先輩漫画家の関係は複雑です。平松先生がアシスタントをしていた中島先生(代表作:アストロ球団)は、平松先生の台頭に焦りのような表情を見せますし、ずっと意識している様子も描かれています。 ネームを読むという行為は、恐らく年齢やキャリアは関係なく、漫画家同士の勝負であったという風に描かれ、(実際に高橋先生のシュートにやられる平松先生の描写がすごい)、敗北を認める、とつながっています。この1年後、高橋先生は翼の連載を始め、たちまち駆け上がっていくのですが、それまではちょくちょくこの漫画にも登場しています。(今後は登場した時だけ紹介します)
ところで、平松先生のこの漫画、本当に面白いです。このブログで主張するのも何ですが、絵が全然劣化していないどころか、線がきれいです!高齢化で劣化していく漫画家さんの多い中、グラジャンでも屈指の絵だと思います。この回のサッカーシーン、本当にすごかったことをもう一度主張しておきます。
次回 4号の記事はこちら。
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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