SEO対策
今日のきみとぼく
源岬への愛だけで構成されております。
プロフィール
Author:真
源岬人口倍増計画同盟加入
自己紹介ページはこちら
カテゴリ
未分類 (9)
注意・目次・拍手 (39)
宝物 (48)
リンク (2)
お知らせ・拍手お礼・私信・レポート (90)
書いたもの (1060)
キャプテン翼 (137)
アニメ感想 (37)
原作5分ガイド (10)
小ネタ (66)
同人誌アンソロジー特集 (25)
描いたもの (43)
工作 (3)
仮 (0)
源岬について語る (9)
最新記事
ご入室の前に (12/31)
目次:書いたもの (12/07)
更新休止のお知らせ (12/29)
誕生日ケーキ (12/07)
新アニメ感想:第35話 「カミソリパワー爆発」 (12/05)
「ちょっと待ってて」 (12/04)
『サービストーク』 (11/29)
『好きなのにね』 (11/28)
妹め💢 (11/27)
『だいたいそんなかんじ』 (11/26)
リンク
素敵サイト様
素材サイト様
管理画面
このブログをリンクに追加する
メールフォーム
名前:
メール:
件名:
本文:
検索フォーム
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS
ブロとも申請フォーム
この人とブロともになる
QRコード
エトセトラ
※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。
「ん、どうかしたか?」
僕の視線を感じたのか、若林くんは振り返った。付き合う前からも、付き合ってからもこうして一緒にいるのに、目が合うことにまだ慣れない。
目が合う度に、若林くんは嬉しそうに口元を緩め、目を細める。その何でもない表情がどうにも男らしくて、いちいち胸の鼓動が跳ね上がる。
「何でもないよ」
一緒にいると、言葉に詰まる。自分の言葉の拙さが辛くなる。
伝えたいことはたくさんあるのに。
僕は、いつからこんなに不器用になったんだろう。自分の想いすら、伝えられないほど。
「何でもないって顔じゃないぞ」
自分の戸惑いも隠しておけなくなったほど。顔が赤くなっているのは分かっていたけど、熱はないから、額に手を当てるのはやめて。
「熱はないみたいだな」
大きな手で優しくおでこを包まれて、そんなに顔を近づけられたら、熱がなくても逆上せそう。
「大丈夫だって…」
若林くんに笑ってみせるけど、多分目も潤んでいるはずだ。だから、これ以上…。
「よっ、と」
若林くんは僕をみつめ、そのまま抱き上げてしまった。顔が近いし、いわゆるお姫様抱っこだというのに、途端に笑えてきた。
「あはっ何その掛け声!」
同い年だというのに、むしろ僕より七ヶ月も年下なのに、若林くんのすごく素敵な声の、ちょっと変な掛け声に、あっという間に緊張は解けた。
「悪かったな。でも、大丈夫そうで安心したぜ」
確かに、自分でもものすごく失礼だと思う。でも、かっこいい所も、それほどかっこよくない所も、かっこよすぎる所も、全部、僕の好きな若林くんだ。
「…好きだよ」
世界一頼りになる腕にしっかりと掴まって、寄り添った。伝えられる言葉は少しだけ。口にできない想いはエトセトラ。
「…とりあえず、このまま俺の部屋で詳しく話そうか」
一拍おいてから、おもむろに囁いた若林くんに、これは余計なことまで伝わったらしいと思う。
前言撤回を申し出た僕に、若林くんはとても魅力的な笑顔で、寝室に運んでくれたのだった。
(おわり)
拍手ありがとうございます。
五十音の「エ」が思いつかず、これになりました。
「えっち」にすればよかったと後悔しきり。
スポンサーサイト
[2018/07/25 22:00]
|
書いたもの
|
トラックバック(0)
|
コメント(0)
<<
Blu-ray BOXやらDVD SETやら。
|
ホーム
|
『こたえられない』
>>
コメント
コメントの投稿
名前
メールアドレス
URL
タイトル
本文
パスワード
非公開コメント
管理者にだけ表示を許可する
[PR]
カウンター
|
ホーム
|
トラックバック
トラックバック URL
→http://sukinamono11.blog63.fc2.com/tb.php/1525-7a37874b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
Copyright © 今日のきみとぼく All Rights Reserved. Powered by
FC2ブログ
.