SEO対策
今日のきみとぼく
源岬への愛だけで構成されております。
プロフィール
Author:真
源岬人口倍増計画同盟加入
自己紹介ページはこちら
カテゴリ
未分類 (9)
注意・目次・拍手 (39)
宝物 (48)
リンク (2)
お知らせ・拍手お礼・私信・レポート (90)
書いたもの (1060)
キャプテン翼 (137)
アニメ感想 (37)
原作5分ガイド (10)
小ネタ (66)
同人誌アンソロジー特集 (25)
描いたもの (43)
工作 (3)
仮 (0)
源岬について語る (9)
最新記事
ご入室の前に (12/31)
目次:書いたもの (12/07)
更新休止のお知らせ (12/29)
誕生日ケーキ (12/07)
新アニメ感想:第35話 「カミソリパワー爆発」 (12/05)
「ちょっと待ってて」 (12/04)
『サービストーク』 (11/29)
『好きなのにね』 (11/28)
妹め💢 (11/27)
『だいたいそんなかんじ』 (11/26)
リンク
素敵サイト様
素材サイト様
管理画面
このブログをリンクに追加する
メールフォーム
名前:
メール:
件名:
本文:
検索フォーム
RSSリンクの表示
最近記事のRSS
最新コメントのRSS
最新トラックバックのRSS
ブロとも申請フォーム
この人とブロともになる
QRコード
雪の朝
※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。
「雪…降ったんだ。道理で冷えると思った」
カーテンを開けながら、声を弾ませる岬に、若林も顔を上げる。昨日、岬が来た時には、曇ってはいたものの、雪は降っていなかった。
「寒かったか?」
尋ねた若林に、岬は顔を赤くした。夜の内に雪が降り積もっても、幸せに眠る恋人達は、雪の精の忍び寄る気配にすら気付かなかった。お互いの温もりはそれほど、こころと身体を暖めた。
「そんなことなかったよ」
岬は恥ずかしそうに微笑む。その顔をもっと見ていたいと覗き込む若林に、岬は首を振ってみせた。
「若林くん、時間」
休暇で来ている岬とは違い、若林は今日は練習が入っている。
「そうだな。今日帰ったら、ゆっくりその話をしようぜ」
「もう、若林くんったら」
名残惜しいを通り越して、未練たらたらの若林の背を叩き、岬は玄関まで見送った。靴を履く若林の足元を見て、顔を上げると、若林の顔が目の前まで迫っている。
「なあ、岬」
「時間ないよ」
「なあって…」
長くなりそうな若林に、岬はたまのことだから、と自分に言い聞かせる。胸の中にある温かさを移すように、頬を寄せる。
「行ってらっしゃい」
頬に軽く唇を触れるだけのキスだったが、効果はてきめんだった。若林は機嫌よく家を出る。
「っふう…。あ、若林くん、足元気をつけ…」
ドアを開けた岬が見たのは、勢いよくドアを開けて滑りそうになったものの、さすがの反射神経と瞬発力で手すりにしがみついた若林の姿だった。
雪の日は小股に、バランスを取って歩くことと厳命して、岬は家に戻った。
「朝のキスは禁止に…いやでも、今日は雪のせいで不可抗力だし…」
玄関のドアを閉めても、その顔は赤い。助け起こした若林が「浮かれるとダメだな」とか言ったせいだ。
とりあえず、若林が帰るまでに、顔を合わせても真っ赤にならずに済むよう、イメージトレーニングに励む岬であった。
その特訓の甲斐もなく、顔を合わせるなり、ただいまのキスを奪われてしまうのだけれど。
(おわり)
拍手ありがとうございます。
寒いので、突発更新です。
グラジャンの若林くんの安定感に、やられました。
スポンサーサイト
[2018/01/23 22:31]
|
書いたもの
|
トラックバック(0)
|
コメント(0)
<<
睦言
|
ホーム
|
間違いない。
>>
コメント
コメントの投稿
名前
メールアドレス
URL
タイトル
本文
パスワード
非公開コメント
管理者にだけ表示を許可する
[PR]
カウンター
|
ホーム
|
トラックバック
トラックバック URL
→http://sukinamono11.blog63.fc2.com/tb.php/1492-bdace2c1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
Copyright © 今日のきみとぼく All Rights Reserved. Powered by
FC2ブログ
.