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今日のきみとぼく
源岬への愛だけで構成されております。
どうして会いに行ってしまったんだろう。
今回も、源岬に対する思いをしつこく語りたいと思います。
だらだら語っているだけですので、苦手な方はご注意ください。


 源岬を語る上で欠かせない「異郷での再会」ですが、岬くんは何故若林くんに会いに行ったのか、という問題は非常に興味深いと思います。

 まず、岬くんの性格的に、積極的に昔の友達との接触を図るタイプではないことが挙げられます。
 全国大会で松山くんに会った時、岬くんは嬉しそうでしたが、手紙等のやりとりはなかった様子でした。また、日向くんの初登場でも、岬くんに会って驚いている様子から、岬くんの行き先を知らなかったと推測できます。
 日向くんや松山くんに対して、岬くんが呼び捨てにしているというのは有名な話です。岬くんの場合、デフォルトはくん付けで、ごく親しい相手と後輩を呼び捨てにする傾向にあると思われます。特に下の名前呼び捨てという、例外中の例外である日向くんとは、明和出身者の中でも特に親しいように見えます。(WY編等)それなのに、その日向くんや松山くんに対しても、岬くんは自分の所在を知らせていなかったのです。
 あれだけ転校している岬くんですから、隣の県に行くことも有り得ると思うのですが、その時に立ち寄ることもなさそうです。一期一会という訳でもないでしょうが、その時のことを大事に、過去の交遊関係を振り返らないように見えます。もしかすると、次に移動するのが分からないため、手紙が届かないことがあったり、また忘れたり、忘れられたりという過去があったのかも知れませんが。
 それだけに、フランスからドイツまで昔の友達を訪問する岬くん、というのはかなり違和感があります。
 まして、若林くんは3ヶ月程度同じチームだったとはいえ、同じ学校ですらなかった相手です。
 先程の呼び方、の法則からいくと、若林くんはくん付け枠ですし。

 ここでついでに、若林くん側の呼称事情について考えてみましょう。
 若林くんは、同じ世代の日本人からは3種の呼び方をされています。若林、若林くん、若林さん、です。呼び捨ては基本敵対関係にあった相手か代表や選抜チームのチームメイト、さん付けは修哲出身者で上下関係にある相手です。そして、若林くんと呼ぶのは、翼くん・岬くん・三杉くんの三人だけです。一方的に敵視されるか従われるかという関係の多い若林くんからすると、そのどちらでもなく友人になった岬くんはとても珍しい存在だったのではないかと思います。

 さて、今回再会回を読み返して、思ったことは2つ。
・岬くんは若林くんに予告なし訪問をした。
・岬くんは若林くんが覚えていると思っていた。(覚えていないだろう相手を呼ぶよりは、自分が駆け寄る方がスムーズなため)
 そのことから、岬くんの心情としては
・岬くんは若林くんなら自分を覚えてくれていると思っていた
・岬くんは若林くんなら急に訪問しても受け入れてくれると思っていた
ということが考えられます。
 そこから導き出されることは、
・若林くんと岬くんは小学生時代に深い信頼関係を築いており、それを確信していた岬くんは若林くんを訪問できた
ということではないかと。小学生編での二人の接触は印象的ですが、少ないため、それだけ信頼関係が築けているって結構すごいことじゃないかな、と思える訳ですよ、源岬好きの私としては。
 まあ、実際、再会回の若林くんを見ただけで、すごく嬉しそうですし、このサプライズ訪問は成功と言えるでしょう。大体、翼くんへの手紙から察するに、若林くんは岬くんの評価高いですし。

 すごいな、源岬。

 あと、分からないことと言えば、岬くん側の動機は分かりません。
・若林くんが懐かしくて会いたかった
・南葛が懐かしくて若林くんに会いたかった
・若林くんが苦労していないか心配だった
・苦労しているだろう若林くんを見に来た
…たとえどれであっても、岬くんを突き動かすだけの動機ですから、とても強いものだと考えられます。

 やっぱり凄いな、源岬。

と結論が出たところで(笑)、今回の主張は以上です。
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック


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