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今日のきみとぼく
源岬への愛だけで構成されております。
冬の夜
※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。

 冬に泊まりに来る岬は、いっそう可愛い

「寒くないか?もう少しくっつけよ」
「・・・ん・・・」
抱き寄せると、声に甘ったるさを残して、岬はおとなしく、俺にしがみついてきた。していた時もこんなに素直じゃなかったのに。
「岬、起きてる時にくっついてくれれば良いのにな」
俺の胸にもたれて眠る岬の髪を撫でながら、思う。それでも、無心に身体を寄せてくる岬は可愛くて仕方がない。
 そんなにくっつくと、また理性をなくしそうだよ。おやすみ。


 眠る若林くんは、存外に可愛い。

 起きている時は、実年齢よりも幾つか年上に見られがちの若林くんだけど、寝顔は年相応だ。寝起きは良いけど、一度寝てしまったら朝まで起きないし、時々寝言を言うのも何だか子供っぽい。
「みさ・・き」
あまりはっきりした声で呼ばれて、びっくりした。慌てて、隣の若林くんを見返す。
「・・・寝言か。でも可愛い顔してよく寝てる」
若林くんの頬を突いてから、枕元のスタンドランプを消す。布団を直そうとした時。
「みさ・・き・ぃ」
若林くんの声が聞こえる。
「そんな格好だめだ・・・」
自分こそ、いつも変な夢見るんだから。笑いながら布団を直した。本当に可愛い。うっかり捕まったら、朝まで離してもらえないところさえ。でも、そんな若林くんの寝息や鼓動で、僕はまた眠りを誘われる。こんな幸せはないよ。おやすみ。

(おわり)

拍手ありがとうございます。
某方に送ったメールを改訂。というのも、今朝、どうやら源岬の夢を見たらしいです。
内容はあまり覚えていませんが、二人が揃っていたような。
・・・私、誰視点?勇者ツバサだけはイヤかしら。いや、むしろあの立場はおいしい。
石崎くんだったらイヤだなあ。


お知らせ:という訳で拍手を更新いたしました。「勇者の憂鬱」第三話です。
→終了しました。


お礼:
M☆様。いつもありがとうございます。
暖かい励ましを頂いてありがとうございました。今年もよろしくお願い致します。

from past log<2009.1.1>
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック


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