※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。 「君はいつも好きだとか言ってくれるけど」 天気は最高。 たまのお休み、たまのお出かけにこんなに晴れるなんて、 お互いよっぽど日頃の行いが良いんだね。 二人並んでベンチに座って、何をするでもないこの時間ですら幸せだと思う。 「だって心からそう思ってるんだぜ。俺が言いたいから言ってんの」 そう言いながら頭を胸の方に引き寄せる腕に、つい従ってから顔を上げる。逞しい腕は妬ましいけど、気持ちいい。 「僕だって、そのうちおじさんになるよ」 僕の言葉を若林くんは鼻で笑った。 「ならないよ」 そりゃ今は童顔で説得力ないかも知れないけど。若林くんは僕の不満を感じてか、頭を撫でてくれた。 「岬は幾つになっても岬だよ。どんな姿でも、一緒にいたい」 そう言う若林くんの笑顔は眩しくて、僕は目を閉じた。顔が赤いのはきっと日差しのせい、目が熱いのはきっと、陽の光が入ったせいだよ。
(おわり)
・・・ついに書いてしまいました。 クレスリウム王国さまに駄文を送りつけてはいたのですが、 それに飽き足らず、ついに自分んちでも!
私はこれからどこに流されるんでしょうか。
from past log<2008.9.15>
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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