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4度目の決勝戦
※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。
「明日は決勝だね」
「ああ」
宿舎の公衆電話で、岬の声を聞く。岬は決勝戦には出られるのだと言っていた。
無理をするな、とは俺の口からは言えない。それを言うことは、岬のプライドを傷つけることに他ならない。
思い出すのは、小学6年の全国大会決勝戦。俺は足の怪我が長引いて、決勝戦にしか出られなかった。試合中に岬も足を傷つけられ、お互いに苦しい戦いを強いられた試合だった。それでも、二人とも戦う気持ちは失われることはなかった。むしろ足手まといになるのではないかと恐れる岬を説得したのは俺だった。か細くて小さなチームメイトに戦い続けてくれというのは酷だ。まして、その時には岬に対して、淡い想いを抱いていたのだ。それでも、岬が信頼できることを俺は誰よりも知っていた。
「信じてくれてありがとう」
試合後に微笑んだ岬に、自分の選択は正しかったのだと悟る。
俺達の連帯感はその時からだ。岬という存在が俺の心に深く刻まれたのも。
今回も、俺が反対することはできない。あの時よりも更に岬について知っている。サッカーのテクニックや戦い方だけでなく、唇の柔らかさも、肌の温もりも。
それだけに、無茶を諌めるよりも、信じて欲しいと岬は思っているに違いない。
そんな岬の心が愛しくて悲しい。
「良いけど、出番があると思うなよ。俺が完璧に止めてやるぜ」
「気持ちは嬉しいけど、君こそ無茶しないでよ」
無理をさせたくない。そんな思いでおどけてみせた俺を、岬はかえって咎めた。…それすら、俺には言えないことだ。
「岬…」
岬が電話口で深く息をついたのが分かった。
「若林くんと一緒の決勝戦はこれで4度目だね」
「ああ」
一緒に戦ったことは少ない。それでも、俺達の間には強い信頼があって、お互いの怪我を案じながらも、止めることはしない。
「頑張ろうな」
「うん」
次に逢う時には、できるだけ優しく抱きしめようと思った。お互いの傷を労るように、むきだしになったお互いの野性を宥めるように。
(おわり)
拍手ありがとうございます。
先にタイトル決めて、一応回数確認しました。
県大会、小学全国大会、ジュニアユース、ワールドユース。
…予約時間設定間違えてました…。
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[2017/03/22 00:00]
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