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変化
※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。
「おい、若林。岬がお前のこと好きなんだって」
入って来るなり、いきなりの石崎の言葉に、ちょうど着替えていた森崎はロッカーの扉で頭を打ち、高杉は水筒の茶をぶちまけ、来生は飲んでいたスポーツドリンクを盛大に吹き出した。
「はあっ?」
着替え前に髪を束ねていた井沢が、ポニーテールのまま石崎に詰め寄る。
「若林さんがどうしたって?」
だが、それよりも更に素早く駆け寄ったのは、部屋の奥にいたはずの若林だった。
「な、何だよ…」
着替えの最中だったらしく、小学生にあるまじき筋肉質の上半身も剥き出しに、掴み掛かる若林の迫力に、石崎は半分涙目になった。
「岬が、何だって?」
強い力で襟を掴まれ、首が絞まりそうな恐怖に怯えながら、石崎は息も絶え絶えに続ける。
「み、岬の…好きな人…さん…若林…」
薄れゆく意識の中、石崎は、若林の顔が見たことがない程に赤くなっていくのを見ていた。
不意に、更衣室のドアが開いた。
「石崎くん、探したんだよ!」
入って来たのは、当の岬だった。走って来たのか、白い頬が赤く染まっている。
「変な言い方したら、みんなが誤解しちゃうって言ってたのに…」
噂を吹聴しに来た石崎を止めに来たらしい岬が見たのは、真っ赤な顔をして石崎を絞め落としてしまった上半身裸の若林と、呆然としている修哲小メンバー達だった。
「石崎くん、大丈夫?」
気を失っている石崎を救出したところで、岬は若林に捕まえられた。
「岬、俺のことを好きって…」
普段の落ち着き払った様子が嘘のような若林に、岬はいつもの笑顔のまま応じた。
「あの、若林くん、ちょっと聞いて…」
話し始めようとしたところで、岬の体が持ち上がる。担ぎ上げたまま歩き出した若林に、今度は岬が慌てる。
「えっ、何?えっ?えっ?」
そのまま岬が連れ去られるのを見てしまった修哲メンバーは、ドアが閉まる音で意識を取り戻した。
「なあ、今日練習になると思うか?」
滝の問い掛けに、みんな揃って首を振る。
「とりあえず、着替えないか?石崎も起こしてよ」
滝のごく現実的な提案に、全員が賛同した。
「あ、あの若林くん?」
掃除用具を入れている物置に連れて来られて、岬は自分が若林の首につかまってしまっていたことに気付いた。混乱した頭を立て直し、とりあえず下ろして欲しいと頼もうと、岬が考えた時だった。
「岬、本当はこんな所じゃなくて、俺の家の庭の方が良いんだが…岬が俺のことを好きだとはな。俺もお前のことは、初めて会った時からすごく可愛いと思っていた。一目惚れというのが本当にあるとは思ってなかったのにな。すぐにでも結婚したいところだが、俺はまだ11だし、まずは付き合うとして、婚約だけは済ませたいと思うんだが、どうだろう?今晩、ホテルのスイートを取るから、これからのことを話し合おう。ダブルでも良いが、話し合いにならない気がするし…いっそ一緒に暮らし…いや、先に婚約だ…」
自分を抱き上げたまま、延々と話し続ける半裸の若林に、岬は翼と石崎とでやったこっくりさんで出た結果だとは言えず、黙って嵐が通り過ぎるのをただ待つしかなかった。
(おわり)
(おまけ)
「なあ、岬。お前も好きな人を教えろよ!」
「だから…そういうのないから」
石崎と翼と岬は、放課後の教室でこっくりさんをやっていた。したことがないと言う翼に教えてやる、と意気込む石崎は、あまり気乗りでない風の岬を盛り上げようと必死だった。
「じゃあ、こっくりさんに聞いてみようよ!」
言い出したのはもちろん翼だ。石崎と隣の席の女子、翼とロベルトの未来を占ってもらった後だから、なおさら翼は岬の好きな相手を知りたがった。
「岬くんの好きな人は?」
翼の声に10円玉はするする動き、そして、わ、か、ば、や、し、と動いた。
「ええっ、岬くん、若林くんが好きなの!?」
「僕がびっくりしてるよ。何これ…」
翼に掴まれ、ただビックリしている岬の横をすり抜けて、石崎はにんまり笑った。
「折角だから、若林に教えてやるよ」
「え、ちょっと、何言ってるんだよ!!」
岬が翼を振り切って、石崎を追いかけたのは、しばらく経ってのことだった。
(おわり)
拍手ありがとうございます。
以前に勢いで書いたものをUPしました。
翼くんと岬くんと石崎くんでこっくりさんをやっていて、好きな人を教えない岬くんへのいたずらで「岬くんの好きな人は?」と尋ねたところ、「若林くん」と出たので、石崎くんがSCに報告に来たという流れなのですが…。
実は私はタヌキ好きで、自画像もタヌキを描くことが多いです。こっくりさんは狐狗狸と書き、そういう低級な動物霊であるとされてきました。つまり、これは私の仕業ですね。
…小学生時代にこれやられたら、若林くんのリミッターが振り切れるのではないかと。
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[2018/02/28 22:00]
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