fc2ブログ
今日のきみとぼく
源岬への愛だけで構成されております。
宝物SS:『Happy Birthday To・・・』
リンク先のCOLORS さまの桐乃様から、誕生日のお祝いに素敵なお話をいただいてしまいました!

2人でテーブルクロスを広げる
秋の紅葉を思い起こさせる色
「若林くん、どうこの色?」
「良い色だ」

テーブルの上に小さな白い花籠を飾る
パーティー準備の始まり

一口大のハンバーグは、ツリー型へ盛り付け
色とりどりのミニトマトを散らす
生ハムを花のようにくるっと巻いて、クリームチーズとパプリカと共にをスティックへ刺す
小ぶりのグラスには、ベビーリーフのサラダが輝く
フランスパンのスライスにサーモンと玉ねぎのマリネを乗せる

メインディシュはローストビーフ
昨日、岬と俺で牛もも肉を焼いて冷蔵庫で一晩寝かせた
そしてサンドイッチロールを数種類
ペペロンチーノのパスタとプチおにぎりも用意

「ねぇ多くない?」
岬の心配顔
テーブルには様々なメニューが所狭しと並んでいる
「大丈夫だよ。俺達も食うんだから」
「そうだね、若林くんなら一口でペロリだもんね」
「おいおい、俺そんなに大食いか?」
「知らないの?」
岬が俺を見て微笑む

冷蔵庫には岬テイストのワインが数種類
俺も負けじとシャンパンを用意

「ケーキはどこへ置く?場所が無いね」
「・・・キッチンに置いておくか」
岬手作りのショートケーキは、取りあえず“かくれんぼ”
美味しい紅茶と一緒に後で食べよう

「じゃあ、これで良いね。」
テーブルを見て岬が満足げな表情
俺は壁の時計を見る
「おい、時間無いぞ」
「本当だ、着替えなきゃ!」

2人で三つ揃えのダークスーツへ着替える
隣りで俺を見ながら、岬の手が止まっている
「どうした?時間だぞ」
「うん・・・若林くんはやっぱり格好良くて・・・見入っちゃうなぁと思って」
「それよりお前、ネクタイ曲がってんぞ」
「え?」
「ちょっと上を向いてみろ」
岬が顔を上げて、俺は岬のネクタイを結び直す
「お前、器用なくせにネクタイだけは下手だよな~」
「うん・・・」
結び終わったところで、愛らしい唇へキスをする
「パーティー料理より先にお前を味わいたい気もするけどな」
「・・・馬鹿」
岬の頬が赤く染まる

2人でリビングへ戻るとチャイムが鳴った

「あ、来たみたい」
岬が玄関へ向かう
俺はカラフルな百合の花束を後ろ手に持つ

百合は10月の花
真様に会ったら、すぐに渡せるように

―――――Happy Birthday 真様

(END)

以前、クレスリウム王国さまでお贈りした「ハッピーバースデイ」というSSの派生という形で、何と私の誕生日祝いをしてくれる源岬、を書いて下さいました。
二人のお家でスーツ姿でお祝いをしてくれるそうなのですが・・・私、お邪魔しても良いんでしょうか!?こんなラブラブなところへ?もう、好きにイチャイチャしといてください。
桐乃様、ラブラブの二人をありがとうございました。本当に嬉しいプレゼントです!
そして、ジャストにいただいていたにもかかわらず、遅くなってしまい、すみませんでした。


拍手&ベホイミありがとうございます。
更新止まっていてすみません。
ちょっと弱っていました。毎年この時期は行事が立て込み、たいていどこかで倒れるのですが、今回は仕事を休むのも難しく、PCを封印していました。おかげさまで少し落ち着きました。GC月間用のSS、何とか10日までに公開したいです。

以下、拍手お礼。
桐乃様、拍手もありがとうございます。
鈍い岬くんに鋭い翼くんでは、若林くんは大変そう。
そうなんです、ベホイミはドラクエの回復呪文なんです。
回復呪文くらい使えそうだと同僚は言ってくれますが・・・修行しようかしら。

拍手のみの方もありがとうございます。励みになります。

スポンサーサイト




コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
→http://sukinamono11.blog63.fc2.com/tb.php/1142-2494d11a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)