※女性向け二次創作です。苦手な方はご注意ください。 ※例によって昨日の話とは繋がっておりません。 こんな夢を見た。
急に時間ができたから、若林くんの家に行くことにした。若林くんの為に買い物をして家に向かうと、若林くんは家にいた。 「偶々オフになったから、片付けてたんだ」 「いつもキレイにしてるよね」 余り知られてはいないけど、若林くんは結構マメだ。清潔にしているだけでなく、カーテンやソファーカバーは季節で替えているし、ランプやクロスもよく変わっている。日本の家から取り寄せたり、それでもない時は、注文して設えるのだと言っていた。 「来る楽しみが増えると思わないか?」 そう言って笑う顔につられて、僕は頷く。例え若林くんが僕の家みたいに殺風景な部屋でも、会いに来る楽しみは余り変わらないとは思うけれど。 「それより、岬・・」 肩に手を置かれて、いよいよその時間が来たことを悟った。背中に手が回され、抱き寄せられて、手を付いたベッドに何かあるのが分かった。それは人の足に見えた。 「えっ?えっ?」 手を伸ばし、凝視してその正体を知るまで、そう時間はかからなかった。 「何これ」 触って、どうやら人形らしいとは分かった。問題はそれが人間くらいの大きさがあり、サッカーのユニフォームを身につけていて、背番号が11番であることだ。 「いや・・・なかなか会えないし・・・」 髪型や顔立ちも僕に似ている。精巧な作りなのは一目で分かったが、首筋にある小さなホクロまで再現されていたことには、思わず叫び声を上げそうになった。
浮気をしていないのは明らかだった。クローゼットにユニフォーム違いが数体置いてあったのには困った。でも、全部僕だった。
「君って本当に・・・」 許すとか許さない問題ではない。凝り性の若林くんらしいと思うことにする。それくらい、僕に似ている。 とりあえず、見付からないように気をつけるよう釘を刺した。 SM趣味があるらしいことは、気付かない振りをして。
(おわり)
拍手ありがとうございます。 少し不気味な話を。濃い目に書くと大変なので、薄くしました。
先日COLORS さまの桐乃様から「幸せな時間」という素敵なお作をいただきましたので、お返しになるかは分かりませんが、リクエストをお受けいたしました。「イチャイチャしている源岬」・・・リクエスト返しでしたとも。お送りするのが大変遅くなってしまったのですが、本日UPいただきました。こんな話を書いている傍らなんですが、一応イチャイチャ頑張りました(当社比)。
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テーマ:キャプテン翼 - ジャンル:アニメ・コミック
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